【研修事業】食料安全保障のための農学ネットワーク(Agri-Net)の閉講式を行いました!
2024.11.07
2024.11.07
JICA長期研修「食料安全保障のための農学ネットワーク(Agri-Net)」プログラムで、3年から4年間にわたり帯広畜産大学大学院に留学していた長期研修員2名の閉講式が、JICA北海道(帯広)で行われました。
「Agri-Net」(Agriculture Studies Networks for Food Security)とは、 将来の農業・農村開発を支える途上国のトップリーダー・中核的人材を育成するため、年間約100名ずつ、2020-2030年の10年間で合計約1,000名の留学生(修士・博士)を受け入れるJICA開発大学院連携プログラムの1つです。
このたび、パラグアイ出身のソフィさん(Ms. RIVELLI ZEA Sofia Marisel)、ミャンマー出身のスースーさん(Ms. Su Su Hlaing)の2名が帯広畜産大学大学院の修士課程・博士課程をそれぞれ修了し、9月25日に修了式を迎えました。
今回は、帯広畜産大学で研究指導を頂いた先生方や、学生生活をサポートくださった学生支援課の皆さまにもご参加いただき、それぞれの日々を振り返りながら話に花を咲かせていました。
閉講式では、大学院での学びだけでなく、ここ帯広での多くの出会いに深く感謝していることを語られていました。また、来日当初はコロナ禍で思うように外出できないこともありましたが、その後はお茶会への参加や、根室管区の標津町で、鮭とともに暮らす人々の歴史を知る機会に恵まれ、日本文化や帯広を始めとする道東地域での日々を楽しんだそうです。母国に戻ってからも日本で得た知識と経験を活かし、日本と各国とをつなぐ懸け橋となって活躍してくれることを願っています。
ご修了おめでとうございます!Congratulations!
お世話になった畜大の皆さまと
修了証書を手に全員で記念撮影
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