【研修コース×開発教育】JICA研修員が清水中学校を訪問
2024.11.18
2024.11.18
2024年10月24日(木)、課題別研修「地域住民の参加による持続可能な森林管理」コースで学ぶJICA研修員9名(コンゴ民主共和国、ネパール、ペルー、フィリピン、ウガンダ)が、清水町立清水中学校へ訪問し、1年生46名と交流しました。
前半のプログラムは、清水中学校の紹介をテーマに、生徒と研修員が複数のグループに分かれて校舎内ツアーに出かけたり、ミニバレーで遊んだりして交流しました。その後は研修員が出身国のブースを作り、生徒は2か国を選んで研修員から国の文化についてスライドやクイズを通して学びました。
とりわけ生徒の関心を集めたのはウガンダのソウルフード「ロレックス」。高級腕時計を連想させる名前、手軽に食べられる屋台料理とのことで、生徒はすぐに特徴を覚えていました。その他、プロヤスさんとロビンさんがネパールの民族の歌を歌い、フィリピンのカリーナさんも歌を披露して生徒の心をつかんでいました。
後半は、日本文化紹介をテーマに、再び複数のグループに分かれて交流しました。お餅の試食会や折り紙体験、日本の人気アニメや花札のゲーム紹介など、生徒は研修員に実演と写真やジェスチャーを交えて説明し、研修員も実際に体験。折り紙やけん玉が成功するとお互いハイタッチをするなどそれぞれ盛り上がりを見せていました。
人気のアニメを研修員に説明する生徒
研修員は教室の掃除やホームルームの様子も見学し、生徒が交代制で日直を担う様子を見たペリーさん(ウガンダ)は、「人前で話す自信が身につく素晴らしい取り組み」と生徒が自主的に行動して学校生活を送っている様子に感心していました。
マルビンさん(フィリピン)は「生徒の一人がフィリピンの国旗は戦争の時には赤い面を上にして掲揚し、戦争状態を表すことを知っていた。自国民以外は知る人が少ないので、生徒のリサーチ力に感激した」、ロビンさん(ネパール)は、「生徒が様々な企画でもてなしてくれ、ネパールの話も興味をもって聞いてくれて嬉しかった」と話し、それぞれ沢山の良い思い出が作れた一日になりました。
清水中学校の皆さん、ありがとうございました!
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