【開催報告】JICAfe 2024 in なかしべつ
2024.11.21
2024.11.21
2024年11月3日(日・祝)、JICA北海道センター(帯広)/釧路デスクは、釧根地域の多文化共生推進イベント「JICAfe 2024 in なかしべつ」を中標津町で開催しました。
当日は413名の方が来場され、赤ちゃんからお年寄りまで様々な世代の方に多文化共生イベントを楽しんでもらうことができました。JICA海外協力隊経験者や中標津町国際交流員、日本語学校の留学生等との協働を深め、外国人も日本人も地域で暮らす一員として国境を越えた友情を育み、交流をさらに深める機会となりました。
本イベントは、地元のお祭り「第14回しるべっとまつり」(一般財団法人中標津町文化スポーツ振興財団主催)の一部として行われ、昨年同様、中標津町及び札幌出入国在留管理局釧路港出張所との3者で共催したほか、岩谷学園ひがし北海道日本語学校、一般財団法人中標津町文化スポーツ振興財団のご協力、公益社団法人北海道国際交流・協力総合センター(HIECC)のご後援をいただきました。
イベントでは、受付で「JICAパスポート」を受け取り、札幌出入国在留管理局釧路港出張所(入管)による疑似出国審査を行いました。審査が通り出国スタンプを押してもらい、JICAfeワールドに入場できます。
会場にはJICAブースのほか、中標津町、入管、岩谷学園ひがし北海道日本語学校がそれぞれブースを設け、体験プログラムが用意されました。
岩谷学園ひがし北海道日本語学校ブースでは7か国から来た留学生と各国の文化紹介やクイズ、各国の言語で名前書きを体験。途中順番待ちの行列ができるほど大好評となりました。
中標津町ブースでは中標津町国際交流員によるキルギスの骨投げゲーム「チュコウツッシュ」やベトナムのけんけんぱ遊びを実施。子供たちが真剣にルールを聞いて、国際交流員と一緒にゲームを楽しんでいました。
入管ブースでは在住外国人だけでなく、日本人も無料相談できる機会が提供されました。
JICAブースでは、国旗ぬりえ遊び、JICA海外協力隊経験者による経験談、マテ茶試飲、伝統品展示を実施しました。JICA海外協力隊経験者と直接近い距離でお話できる貴重な機会となりました。また、子供たちの国旗ぬりえ作品は会場内に展示され、会場内はさらに彩られ華やかな会場となりました。
来場者からは、
「大人も普段、外国人と接する機会がないから身近に感じていい体験になりました。子供にとっても小さい頃から異文化に接することは貴重な体験だと思う」「親しみやすい遊びなどがあり、子どもたちも興味が持てて良かったと思う。」「他の地域でも色々な多文化共生イベントを開催して欲しいです。」といったお声をお寄せいただきました。
本イベントにご協力を頂いた関係団体の皆さまに、改めて御礼申し上げます。
JICAでは、今後も様々な機関や団体と協力し、引き続き地域の外国人材受入支援、多文化共生社会の推進に取り組んでいきます。ぜひ次回のイベントでお会いしましょう!
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