【実施報告】きて・みて・発見!世界のともだち in おびひろ菊まつり
2024.12.02
2024.12.02
2024年10月26日(土)~30日(水) の5日間、帯広市のとかちプラザで開催された「おびひろ菊まつり」にて、JICAプログラムを実施しました。
多文化共生ブースやアジアの屋台、在住外国人のステージパフォーマンスなどを企画し、約1,000名にご参加いただきました。
多文化共生ブースでは、JICAの取組み紹介パネルを活用して「多文化共生×SDGs」を楽しく学べるクイズを行い、来場者に挑戦していただきました。
今回のクイズは、白樺学園高校のボランティアが作成に協力してくれました。ご参加いただいた方からは「介護の現場では外国人が増えていますね」「在住外国人を見かける機会が増えるようになりました」との声が寄せられました。外国人材として十勝で生活している外国人が増えていることを実感している方が多かったです。
このほかには、民族楽器や民族衣装、国旗タトゥーシール体験などを実施。年齢を問わず多くの方が足を止めて楽しんでくださり、ブース運営を手伝っていただいた高校生・大学生・国際交流ボランティアも、来場者と積極的に交流していました。
介護スタッフとして利用者の方と一緒に来場される外国人の方や、受入れ企業の方と一緒に訪れた外国人来場者の姿が見られました。
10月27日(日)には、道内で外国人材採用支援や監理補助業務などの支援活動を行う株式会社アイアジアの外国人スタッフによる「アジアの屋台」が1日限定で開店。インドネシアの伝統料理「テンペ」とベトナムコーヒーが販売されました。購入者からは「温かいベトナムコーヒーが嬉しい」「テンペは初めて食べましたが、チリソースとの相性がよくてとてもおいしい」といった声が聞かれ、リピート購入する方も!!また、おびひろ菊まつりのチラシを見て、インドネシア人の方が受入れ企業の方と一緒にテンペを買いに来てくれました。屋台の運営に関わった外国人スタッフと日本人のお客さんが交流する機会にもなりました。
10月28日(月)には、介護現場等で活躍している在住外国人によるステージパフォーマンス「JICA世界のともだち」を実施しました。
インドネシア・ベトナム・ミャンマー出身の3名に自己紹介をしていただき、白樺学園高校のボランティアからの質問に答えてもらう場面もありました。
「好きな日本食は?」に対し、「お寿司と刺身。まあ、最近は値段が上がってあんまり食べられないですけどね~」と介護現場で活躍するミャンマー出身のカインさんは流ちょうな日本語で答えました。
その他、出身国の紹介を兼ねた〇×クイズで観客の皆さんにも参加していただき、文化の違いを感じていた様子でした。
JICA北海道センター(帯広)では、今後も十勝の様々な団体の皆さまと一緒に多文化共生の取組みを進めてまいります。
おびひろ菊まつりでご協力をいただきました皆さま、大変お世話になりました!
そして、ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。
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