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【開催報告】せかいのぱぱ・まま交流会 第2回「お寺を見学してみよう」

2024.12.07

JICA北海道センター(帯広)/釧路デスクは、釧路地域における多文化共生社会の推進と地域で暮らす外国人親子の受入れ支援を目的としたイベント「せかいのぱぱ・まま交流会」を実施しています。

2024年11月16日(土)に、釧路市の大成寺・旧明照幼稚園跡にて「せかいのぱぱ・まま交流会 第2回『お寺を見学してみよう』」を開催し、日本人親子・海外ルーツの親子あわせて30名の皆さんにご参加いただきました。

大成寺にてお焼香体験

まずは、大成寺にてお寺の見学とお焼香体験をさせていただきました。
藤井住職の読経から始まり、はじめは少し怖がる様子のお子さんもいましたが、海外ルーツの方だけでなく日本人の子どもたちも普段触れる機会が少ないお焼香体験に興味津々。子どもたちから「変わったにおいがする!」「木魚の音がすごい!」などと言った声があがっていました。

旧明照幼稚園にて交流会

お寺の見学やお焼香体験が終わった後は、境内から石段を降りて旧明照幼稚園へ。
それぞれの親子が自己紹介した後、元JICA海外協力隊/現白糠学園の松下美保教諭にガーナの「あそびうた」を教えていただき、皆さんで実践しました。
日本の「ずいずいずっころばし」に似たあそびで、どのご家族も一度やり方を聞くとすぐに実践できていました。その後、参加者や運営にいたアメリカ人や韓国人の方たちがご自身の国の似た遊びを紹介してくれ、どちらも実際に遊んでみました。

「あそびうた」をした後は、北海道教育大学釧路校の学生が「釧路元町てらこや」の活動を紹介してくれました。
旧明照幼稚園を活用し、大学生が小学生と一緒に遊んだり勉強を教えたりしているこの活動に、参加者の皆さんは非常に感心していました。

フリータイムには、参加してくださったぱぱ・まま同士が連絡先を交換したり子どもたちを遊ばせたりなどして、自由に交流する姿が見られました。
また、タンザニア出身のママがアフリカ布のカンガを使った抱っこやおんぶを仕方教えてくれて、即興の体験会も!
1枚の布があっという間に抱っこ紐に早変わりして、体験したママたちは驚きの様子でした。「布があればできるから災害のときにも役立ちそう!」との声もありました。

最後は参加者の皆さん、ご協力いただいた大学生、スタッフみんなで記念撮影。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

当日の様子の動画はJICA北海道センター(帯広)Instagramに掲載しています。

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