【開催報告】在住外国人向け「暮らしの安心安全ワークショップ」を北見市で開催
2024.12.21
2024.12.21
JICA北海道センター(帯広)/北見デスクは、2024年12月8日(日)にオホーツク地域の在住外国人を対象とした「暮らしの安心安全ワークショップ」を北見市で開催しました。当日は、北見市のほか、網走市、遠軽町から、およそ50名の外国人の方々にご参加いただきました。
参加者は、災害から身を守るための「防災」、避難時の持ち物について考える「防災ゲーム」、犯罪被害に遭わないための「防犯」、自転車シミュレーターを使用した「交通安全」ワークショップ、暮らしの困りごとについて情報交換する「座談会」の5つのブースを回りました。
「防災」ブースではこれから本格的な冬を迎えるにあたり、暴風雪の危険性や、ストーブを使用する際の一酸化炭素中毒の可能性や注意点に関して学びました。
「防災ゲーム」ブースでは防災士の方と一緒に、災害時に持ち出すべきものについてゲームを通して考えました。
「交通安全」ブースでは自転車シミュレーターを使用し、実際に体を動かしながら交通ルールなどについて確認しました。
座談会では、普段の生活での困りごとなどについてお話していただきました。
参加者からは「日常生活で役立つ具体的なアドバイスを得られた」「地域社会とのつながりを実感した」などの感想をいただきました。
今回の事業は、北海道ベトナム交流協会オホーツク、公益財団法人東亜総研、北海道警察北見方面北見警察署との共催で実施することができました。
また、参加者の送迎などで複数の受け入れ事業所の皆様にご協力いただきました。誠にありがとうございました。
今後ともJICA北海道センター(帯広)/北見デスクは関係機関と連携し、外国籍住民が安心して安全に生活のできる多文化共生社会の構築に向けて活動していきます。
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