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【JICA海外協力隊】帯広畜産大学との連携派遣隊員が来訪

2025.05.26

地球の反対側の酪農業を知り、今後につなげる

帯広畜産大学との連携事業にてパラグアイに短期ボランティアとして派遣された岩山さん、加藤さん、角谷さん、野平さんの4名が、2025年5月12日(月)に、JICA北海道センター(帯広)に来訪し、現地での活動や帰国後の心境についてお話しくださいました。

短期派遣を知ったキッカケ

・学内で回ってくるお知らせメールに入っていて興味を持った。

・入学前からこのプログラムに興味があって参加予定だった。

・以前JICAの職員から出前講座を受けJICAに関心はあったが、専門知識がなく迷っていた。短期派遣の担当教官に相談したところ、勧めてくれて背中を押してくれた。

実際にパラグアイへ行って感じたこと

・家畜ユニット専攻の知識を活かせる場面がたくさんあり、嬉しかった。

・家畜は専門外だったので、周りの隊員や先生方に助けられた。

・北海道とパラグアイでは環境がまったく違い驚いた。自分が学んできたことと実際に現場に行ってみて得たものが違った。

・専門的な知識のある隊員と自分の見えている視野の違いを感じ、もっと勉強しないとという意識が芽生えた。

・放牧場に水飲み場が少ないのが気になり質問したところ、農家さんから「今までに言われたことがない指摘、新たな発見だ!」ととても感謝され嬉しかった。

パラグアイで驚いたこと

・家畜の自然交配が多く驚いた。

・食べ物、特にお肉がおいしくて驚いた。

・パラグアイの牛乳は日本と殺菌の処理工程が違い、ほとんどが常温でボトルに入って保管されていたのを見て驚いた。

自身の今後に活かすために

・今回の派遣で自身の勉強不足を感じ、もっと勉強したいと思うようになった。帰国後先生と相談しゼミに入り今後の研究の方向性を決めることができた。忙しいけど充実していて、行動してよかったと思う。

・学術的な知識だけでなく、人と一緒に何かをすることから成長することが出来た。今後社会に出る上で今回得たものを活かしていきたい。

・前世代から繋がるデータを読み込みつつ、データではわからないことを実際に農家さんのところへ行って確認するという作業は大学の講義では得られない大きな経験だった。データと現実を基に議論したり共有したりすることの大切さを知ったので、今後研究室での活動にも活かしたい。

・専門分野外の知識や論文からも自身の研究に役立つことがあることがわかったので、もっと勉強をしたいと持った。

岩山さん、加藤さん、角谷さん、野平さん、素敵な話をお聞かせいただきありがとうございました。
皆さんの経験が今後様々なことに役立ち十勝から日本へ、世界へ羽ばたいてくれることを期待しています!

JICA北海道センター(帯広)Instagramには、4名のパラグアイの感想動画を掲載しています。
ぜひご覧ください。

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