jica 独立行政法人 国際協力機構 jica 独立行政法人 国際協力機構

【JICA基金活用事業】「やさしい日本語講座と防災紙芝居」が開催されました

2025.06.09

防災紙芝居「いなむらの火」

十勝19市町村の外国人材受入支援・多文化共生担当の国際協力推進員チャムです。

2025年5月31日(土)、音更町の音更町生涯学習センターにて、「やさしい日本語と防災紙芝居」が開催されました。この講座は音更町教育委員会が生涯学習講座として主催し、一般社団法人にほんごさぽーと北海道が共催したものです。
本講座は、2024年度世界の人びとのためのJICA基金活用事業の一環として行われました。同事業は、市民や法人・団体の皆様からJICAへの寄附金を活用して運営を行っているものです。

当日は音更町に在住・在勤する13名が参加。まず、大型紙芝居『いなむらの火』が食育・食文化プロデューサーの浦木さんによる臨場感たっぷりの朗読で披露されました。大人の参加者の皆さんは久しぶりに見る紙芝居に懐かしさを感じながら物語の世界に引き込まれながら、防災の大切さを再認識する機会となりました。

やさしい日本語講座~災害時のことばを伝えてみよう~

後半は、にほんごさぽーと北海道の杉山さんによる「やさしい日本語」講座が行われました。災害時には参加者の皆さんも被災者になる可能性があるため、日頃からわかりやすい言葉で情報を伝えるコツを知っておくことが大切であることが伝えられ、参加者同士で「やさしい日本語による案内」を考えるワークショップも実施されました。「難しい~」という声もある中、伝わりやすい表現で話せるように工夫している様子がみられました。

JICA北海道センター(帯広)は、今後も多様な人々が安心・安全に暮らせる地域づくり、誰もが取り残されない社会づくりのサポートをしてまいります。

【お知らせ】
6/28(土)と7/19(土)にも音更町内小中学生を対象とした講座が開催されます。
詳細については、こちらをご覧ください↓
6月28日開催「やさしい日本語講座と防災紙芝居」
7月19日開催「やさしい日本語講座と防災紙芝居」

\SNSでシェア!/

  • X (Twitter)
  • linkedIn
一覧ページへ