【開催報告】くしろ国際交流フェスタ
2025.07.16
2025.07.16
2025年6月14日(土)、JICA北海道センター(帯広)/釧路デスクは、釧路地域における多文化共生社会の推進を目的としたイベント「くしろ国際交流フェスタ」を釧路市観光国際交流センターにて開催し、釧路市内や近隣地域から約220名の方にご参加いただきました。
本イベントは、昨年同様、釧路市及び札幌出入国在留管理局釧路港出張所との3者で共催し、さらに地域で多文化共生を推進する釧路国際交流の会、釧路市連合町内会、釧路自主夜間中学「くるかい」、くしろ子育てネットワークHaport、NPO法人グローカルみらいネット、釧路商工会議所、外国人技能実習機構(OTIT)札幌事務所、くしろ元町モルック倶楽部のご協力、公益社団法人北海道国際交流・協力総合センター(HIECC)のご後援を頂きました。外国人も日本人も地域で暮らす一員として国境を越えた友情を育み、交流をさらに深める機会となりました。
イベントでは各協力団体や釧路公立大国際交流部、北海道教育大学釧路校異文化理解サークルの学生による11団体のブース出展がありました。ブースでは鶴の折り紙おり、アイヌ文様切り絵づくり、モルック体験、キッズスペース、国旗タトゥーシール貼り、技能実習生の職業ひらがな遊び、各団体の取組紹介や情報提供などがあり、スタンプラリーカードを受け取った参加者がそれぞれのブースで交流や体験を楽しみました。
ステージプログラムでは1つ目にタイ政府から派遣された釧路市観光ボランティアのチェリーさんによるタイ文化クイズ大会や伝統的な踊りが披露されました。クイズ大会では正解者にタイのお土産がプレゼントされ、参加者は真剣にクイズに挑戦していました。2つ目のステージプログラムのJICA海外協力隊体験談では観光支援のためミクロネシア連邦へ派遣された川向陽子氏によるミクロネシア連邦の文化紹介や体験談が紹介されました。
最後のステージプログラムでは釧路市のALT(外国語指導助手)が一緒に歌って踊れる曲を披露し、参加者やスタッフが皆で踊りを楽しみました。
プログラム終了後は即興による学生とALTのカラオケや、アイヌ演舞も披露され、さらに会場を盛り上げていただきました。
その他会場内には、世界の民族衣装の展示、世界の絵本展示、釧路商工会議所によるベトナムへの国際協力事業紹介、外国人向け無料相談会なども実施されました。
来場者からは、
「交流する場を作ってくれてありがとうございます、とても楽しかったです!」
「職場(水産)に外国人がいるので興味があり参加しました。」
「おもちゃ(キッズスペース)が楽しかった。」
「タイの言葉が勉強になりました、またタイの踊りを知れてよかった。」
「みんなでダンスするのが楽しかった。」
「I'm very excited. I hope I can attend the next one.」
「Good event.」
といったお声をお寄せいただきました。
本イベントにご協力を頂いた関係団体の皆さまに、改めて御礼申し上げます。
JICAでは、今後も様々な機関や団体と協力し、引き続き地域の外国人材受入支援、多文化共生社会の推進に取り組んでいきます。ぜひ次回のイベントでお会いしましょう!
scroll