【地域交流事業】JICA研修員が書道体験会に参加しました
2025.09.21
2025.09.21
2025年8月30日(土)、森の交流館・十勝で開催された「書道体験会」(主催:帯広市)に、7か国から23名のJICA研修員が参加しました。
この体験会は、日本文化への理解を深めてもらうことを目的とした文化紹介イベントで、毎年、森の交流館・十勝にて行われています。
まずは、日本語におけるひらがな・カタカナ・漢字の成り立ちについての説明を受けたあと、筆の持ち方や書く際の姿勢など、書道の基本を学びました。
「とめ」「はね」「はらい」など、文字を美しく書くための基本動作を練習する中で、特に「はらい」の動きに苦戦する研修員も多く、書道の先生から丁寧な指導を受けながら、何度も練習を重ねました。
その後、練習の成果を活かして、まずは漢字の「人」に挑戦。シンプルなようでバランスをとるのが難しい文字ですが、筆の運びにも少しずつ慣れてきた様子でした。
最後は、漢字の「花」にチャレンジ。お手本を見ながら一画一画を丁寧に書き進め、筆先から少しずつ「花」が咲くように、ゆっくりと仕上げていきました。
これまで練習してきた「とめ」「はね」「はらい」を思い出しながら、それぞれの個性が表れた、味わいのある作品が完成しました。
初めての書道体験を通して、日本文化への関心をさらに高める貴重な機会となり、多くの研修員にとって思い出に残るひとときとなりました。
書道の先生、森の交流館・十勝の皆さん、素晴らしい体験をありがとうございました!
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