【開催報告】JICA海外協力隊2025秋募集イベント(帯広)
2025.11.08
2025.11.08
2025年10月4日(土)、JICA海外協力隊秋募集説明会「世界のパンカフェ~JICA海外協力隊の旅とストーリー~」を帯広で開催し、多くの参加者が会場を訪れました。音更町のロマンスベーカリーによるパンカフェの出店や、海外協力隊経験者によるトークイベント、マルシェなど、多彩なプログラムで構成し、参加者は海外や国際協力の魅力を体感しました。
イベントの目玉の一つであるロマンスベーカリーのパンカフェでは、4名の海外協力隊経験者にインタビューを行い、彼らの人物像と活動国をイメージしたオリジナルのパンが考案されました。参加者はこれらのパンを味わいながら、トークイベントに参加。パンは大好評で、すべて完売するほどの人気を博しました。
また、海外協力隊経験者3名によるマルシェも開催され、海外雑貨の販売やアフリカ布を用いたタンブラー作りのワークショップが行われました。多くの人々が訪れ、異文化に触れる貴重な機会となりました。
メインイベントとして、海外協力隊経験者2名によるトークが行われました。ザンビアで家政・生活改善隊員として活動した中田かおりさんは、ザンビアでの食生活について動画を用いて説明しました。中田さんは、現地での栄養指導の経験や、虫やネズミ、石を食べる習慣について語り、参加者を驚かせました。トークの後には、ザンビアでよく食べられているトマトとピーナツバターのスープがふるまわれ、参加者はその味を楽しみました。
続いて、ケニアで土壌肥料隊員として活動した中田道隆さんが登壇しました。中田さんは、ケニアでの暮らしや、妊婦の栄養改善のために石を食べる習慣について、クイズ形式で話しました。また、専門知識を伝える前に、実験室の整理整頓の重要性を現地で伝えた経験を共有しました。
参加者は2人の話に真剣に耳を傾け、自分の知識や経験を海外で生かす可能性を感じられました。
本イベントは、国際協力に興味を持つ多くの人々にとって、貴重な学びと体験の場となりました。ご参加いただいた皆様、そしてご協力いただいた関係者の皆様に心より感謝申し上げます。
JICA海外協力隊2025秋募集イベント(帯広)の様子はJICA北海道(帯広)Instagramに掲載しています。
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