【開発教育×研修コース】JICA研修員が北海道幕別清陵高校を訪問
2025.12.13
2025.12.13
2025年11月10日(月)に、課題別研修「湿地生態系における自然を活用した社会課題の解決(ネイチャーポジティブな社会の実現に向けて)」の行政官・研究者からなる研修員7名が北海道幕別清陵高等学校を訪問し、3年生29名と交流しました。
まず学校に到着した後、校長先生にご挨拶をしました。歓談中に校長室に飾られた制服を見て「着てみても良いですか?」と急遽制服試着タイム。
日本の学校の制服を体験し、嬉しそうな様子でした。
交流の時間がはじまり、まずは生徒の皆さんに校舎を案内していただきました。1人の研修員につき2,3名の生徒が迎えに来てくれて、それぞれグループに分かれて各教室の紹介や交流を楽しみました。
職員室の案内の際に「学生時代、先生によく怒られていたから職員室は怖い!」と言い生徒を笑わせる研修員もいました。
次に交流会があり、研修員が自国や自分の仕事について紹介しました。
生徒の皆さんは、自分が案内した研修員が登壇した際に名前を呼んだり歓声をあげたりしながら研修員の発表を盛り上げ、また熱心に自己紹介を聞いていました。
研修員の自己紹介の後は、生徒による「日本クイズ大会」が行われました。
日本の様々な文化に関するクイズが7問出題され、優勝者には賞品が用意されていたこともあり、会場は大盛り上がり。
優勝者は全問正解のアレさん(ドミニカ共和国)とフェルさん(コスタリカ)。賞品として日本で人気のお菓子をもらい、休憩時間には研修員、生徒の皆さんと仲良く分けて食べていました。
最後に、多目的教室に移動し、日本文化でおもてなしをしていただきました。
プログラムは浴衣着付体験、おにぎり作り体験、書道体験、日本の遊び体験(けん玉、福笑い)、折り紙体験、たたいてかぶってじゃんけんぽん体験の6つで、どのブースもそれぞれ興味深い体験をすることが出来ました。
書道体験ブースでは、「寿司」や研修員それぞれの名前を漢字で書き、生徒から「思っていたよりも上手でびっくりした」との声があがっていました。
浴衣着付体験ブースでは、浴衣を着て刀を持った自分を「Samurai!」と呼び、嬉しそうに写真撮影をする研修員の様子が印象的でした。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、お互いに今日会えた喜びと感謝の気持ちを伝え合い、交流を終えました。
幕別清陵高校の皆さん、ありがとうございました!
当日のおにぎり作り体験の様子などを、JICA北海道(帯広)Instagramに動画で掲載しています。ぜひご覧ください。
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