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【開発教育×研修コース】JICA研修員が帯広市立八千代中学校を訪問

2025.12.30

十勝発祥のスポーツで仲を深めました

2025年11月26日(水)に、帯広畜産大学大学院に通うJICA長期研修員のアメッドさん(ナイジェリア)、アベルさん(ウガンダ)が、帯広市立八千代中学校を訪問し全校生徒11名と交流しました。

晩秋の肌寒い朝、到着しすぐに温かい緑茶を出していただき、心も体も温まるおもてなしに二人は感激した様子でした。
その後、2年生2名による学校紹介がありました。
壁に貼っている生徒の自己紹介や目標カードに興味津々で、アメッドさんは「どういう目標か教えて」などと詳しく尋ねていました。

交流授業が始まり、まずは3年生5名による日本紹介やクイズなどが盛り込まれた発表が行われました。アベルさんは9月末に来日したばかりなので、「日本の色んなことを知れて嬉しい」と喜んでクイズに挑戦していました。

3年生の発表が終わった後は、アベルさん、アメッドさんから自己紹介と自国紹介をしました。
アベルさんが母国で教員をしていたことを話すと、生徒たちは驚いた様子ながら、親近感がわいたようで、「先生」の話を更に熱心に聞いていました。
アメッドさんのクイズタイムでは、アメッドさんが生徒ひとりひとりのところに行き名前を尋ねたあと、答えを尋ね、生徒たちは笑顔で回答していました。

生徒の皆さん、そして研修員からの発表が終わった後は、全校生徒11名と研修員2名の計13名でミニバレーと玉入れをして交流しました。
十勝の大樹町発祥のミニバレーは、アメッドさん、アベルさん共にすでに経験があり、すぐにゲームが始まりました。
白熱したゲームは、終始同点を繰り返すシーソーゲームに。ゲームは21-20でアメッドさんチームが勝利しました。

次に日本の学校の運動会や体育祭でおなじみの玉入れを行いました。研修員二人は玉入れのことを知らず、はじめは「このスポーツは何?」と戸惑っていましたが、すぐにルールを理解し、「わかりやすくて面白そうだ。」とノリノリな様子でした。玉入れも熱戦が繰り広げられ、2回行い、1勝1敗という結果で終わりました。

交流の終盤には、生徒による校歌斉唱があり、歌で感謝の気持ちを伝えてくれました。
あっという間にお別れの時間。最後に、体育館から出るときと学校から出るときの2度、アーチを作ってお見送りをしてくださいました。

八千代中学校の皆さん、ありがとうございました!
スポーツの様子の動画をJICA北海道(帯広)Instagramに掲載しています。

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