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【開発教育】JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテストで道東地域から2名、1校が受賞

2026.04.16

JICAが毎年開催していたJICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテストが今年度をもって最終回を迎えました。
本コンテストは、開発途上国の現状や日本との関係について、中学生・高校生の理解を深め、国際社会の中で日本、そして一人ひとりがどのように行動すべきか考えることを目的に、毎年開催してきました。

今回で、高校生の部は64回目、中学生の部は30回目を迎え、節目の回をもって幕を閉じることとなりました。今年は、中学生の部に11,943点、高校生の部に17,911点もの応募が寄せられました。
今年度のテーマは、「世界の幸せのために私たちができること~未来へつなげるために~」です。
身近な環境問題や世界平和を題材とした作品に加え、日本国内の課題に目を向け、解決に向けて考え行動することを自分ごととして捉えた作品が数多く寄せられました。

道東では、北海道帯広農業高等学校3年の志村 凛さんが審査員特別賞、新得町立屈足中学校3年の武山和樺乃さんが国内機関長賞、北海道北見北斗高等学校が学校賞を受賞しました。

帯広農業高校:審査員特別賞を受賞し、東京での表彰式に出席しました

北海道帯広農業高等学校3年生の志村 凛さんは、上位20位以内の全国賞である審査員特別賞を受賞しました。

志村さんは、JICA地球ひろば(東京)にて実施された、全国表彰式に出席し、表彰状を授与されるとともに、全国から集まった受賞者との座談会やワークショップで交流を深めました。

表彰状を受け取る志村さん

受賞者と座談会で交流する志村さん(向かって左)

受賞者とワークショップに参加する志村さん(左から2番目)

志村さんは、受賞作『生きる=食べる』で、帯広農業高校に進学し、畜産の学びを深める中で、開発途上国における食料不足や飢餓の深刻な実態を知り、畜産がそれらの課題解決に大きな力を持つことを実感した経験を綴りました。

特に、JICA の取り組みや海外での酪農の現状に触れ、国際協力における畜産の役割に強く関心を抱いたそうです。将来は飼料作物の研究や技術支援を通じて、開発途上国の畜産発展と栄養改善に貢献したいと力強く将来の目標を語っています。

志村さんの真摯な探究心と行動力が、これからの進路でも大きく花開いていくことを心より応援しています。

屈足中学校:国内機関長賞を受賞し、全校集会にて表彰式を実施しました

新得町立屈足中学校3年生の武山和樺乃さんが、個人賞である国内機関長賞を受賞し、JICA北海道(帯広)による訪問表彰式を実施しました。

表彰式は、全校集会の場で実施され、初めにJICA北海道(帯広)根本代表が、JICAが行っている国際協力について講話を行いました。中学生にとって身近な商品などの原料が、国際協力と深く関わっていることなど、世界と自分達のつながりについて、中学生達はうなずきながら真剣に話を聞いていました。

講話後、表彰式が行われました。武山さんの受賞作は、『日本人として大切にしたいこと』。ミャンマーに滞在した経験がある武山さんは、ミャンマーでの日本の国際協力が「自立を支える協力」だと知りました。また、国際交流を通して、日本人の道徳性の大切さについても考え、互いの道徳性を尊重しあい、持続可能な世界を実現したいと語っています。

根本代表から、武山さんへ、表彰状と、副賞のフェアトレード商品であるミニほうきが贈られると、全校生徒から大きな拍手が送られました。

今回の受賞は、学校の皆さまが日々大切にされている学びの場づくりと、生徒の挑戦を応援する姿勢の成果でもあります。これからも屈足中学校の温かい環境の中で、未来へ羽ばたく生徒がさらに育っていくことを期待しています。

全校生徒の前で国際協力についての講話をする、JICA北海道(帯広)代表 根本

表彰状を授与する(同)代表 根本(左)と、国内機関長賞を受賞した、武山さん(右)

北見北斗高校:学校賞の訪問表彰式を実施しました

北海道北見北斗高等学校にて「JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト2025」学校賞の表彰式を実施いたしました。

北見北斗高校は 2023年に続いての学校賞受賞となります。今回は 95名の生徒の皆さんが応募し、国際協力について主体的に考え、自らの思いを丁寧に文章にまとめてくださいました。学校全体として継続的に取り組まれてきた姿勢が、今回の受賞にもつながりました。

表彰式は、北海道北見北斗高等学校にて行われました。当日は、JICA北海道(帯広)根本代表が出席し、渡邉周一校長へ表彰状が、山崎敦子教諭へ副賞のメダルがそれぞれ授与されました。

表彰状を授与するJICA北海道(帯広)代表 根本と、北見北斗高校の渡邉校長

副賞(メダル)を授与する(同)代表 根本と山崎教諭(右)

今回の応募は、山崎教諭が担当する 2年生と3年生の授業の中で、国際協力についての学びを深めながらエッセイ作品を書いたことがきっかけとなりました。授業での取り組みが生徒の主体性を引き出し、多くの作品応募につながったことが、学校賞受賞の大きな原動力となりました。

表彰式では、生徒の皆さんが取り組んできた学びを称え、国際社会の課題と向き合い続ける姿勢の大切さを共有する、温かな時間となりました。
北見北斗高校の皆さまのご尽力に、心より感謝申し上げます。

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