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【研修コース】OJT(職場内研修)職員による長期研修員インタビュー~北見工業大学編~

2026.08.11

OJT(職場内研修)生としてJICA北海道(帯広)に滞在したJICA新入職員が、北見工業大学で研究しているJICA長期研修員にインタビューしました。

■研究内容について教えてください。

インフラ分野、とりわけ道路整備に関わる研究をしています。研究テーマには、道路の質の管理や適切な計画立案、データ分析を用いた評価手法などです。
自国においては、研究やインフラ整備に関する予算が十分でないことが大きな課題として挙げられるため、限られた資源の中でいかに効率的に道路の維持・管理を行うかが重要です。
また、データの収集や維持管理が困難であることも課題の一つです。日本においてデータ分析技術や管理手法を学ぶことに力を入れています。
さらに、国際ラフネス指数(IRI)などの指標を用いた道路評価や、将来的な予算配分の予測、維持管理計画の策定といった、実務に直結した研究も行っています。
これらは実際の政策やインフラ運営に活用されることを強く意識した研究です。

■自国ではどんな仕事をしてきましたか?

自国で主にインフラ関連の業務に携わってきました。所属先は政府機関中心で、道路整備や公共施設の建設など、社会基盤を支えるさまざまな事業に従事してきました。
道路整備の分野では、現場で道路の点検や修繕を行い、安全で利用しやすい道路環境の維持・改善に取り組んできました。また、病院や学校といった公共施設の建設プロジェクトに関わり、計画や施工管理などの業務を経験した人もいます。
さらに、道路アセスメントやマネジメント事業に携わり、インフラの現状評価や維持管理のための仕組みづくりに取り組んできました。それぞれ担当業務は異なりますが、いずれもインフラ整備を通じて地域社会の発展や住民の生活向上に貢献してきたという共通の経験があります。

■どうして日本を留学先に選びましたか?

日本を留学先として選んだ理由は、主に技術力の高さ、国際協力の実績、そして教育環境の充実です。
特に、日本はインフラ整備において高い技術を有しており、そのノウハウを学べる点が大きな魅力です。また、JICA(国際協力機構)を通じた支援や協力関係が、自国におけるインフラ整備に寄与していることから、日本とのつながりを深めたいと思っています。
さらに、防災技術や土砂災害対策など、日本ならではの知見に対する関心も高く、教育面においても、大学の制度や研究環境が整っている点も選んだ理由の一つです。
加えて、日本社会における人権意識や多様性への配慮も素晴らしく、安心して学べる環境だと感じています。

■日本の魅力・良いと感じた点は?

日本の安全性の高さです。自国と比べ暴力事件が少なく、安心して生活できる環境が整っていることが大きな魅力と感じています。また、学習環境が充実していて、知りたいことを直接学ぶ機会が多い点です。
女性が一人でも安心して行動できる社会環境や過ごしやすいことも魅力です。また、気候が良く、快適に日常生活を送ることができています。

■文化の違いを感じることはありますか?

文化面では日本の伝統的な祭りに参加した経験が印象に残っていて、異文化交流の楽しさを感じています。
一方で、言語の違いによりコミュニケーションに苦労する場面や、生活範囲が限定されがちになることが課題と感じています。
日本人の大学関係者の皆さんが家族のように親しく接してくれてその温かさに感銘を受けました。

■好きな日本食はなんですか?

日本で、気軽にさまざまな食文化を楽しむことができています。特に気に入った食べ物はマシュマロです。

■自国に帰ってからやりたいことはありますか?

道路整備やインフラ管理において日本の技術を応用し、自国の環境や気候に適した形で改善を図りたいと思っています。また、データ分析や予算管理の手法を導入することで、より効率的なインフラ運営を実現することを目指しています。
また、日本語能力の習得や日本で得たネットワークを活かしたいと考えています。

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