【研修コース×開発教育】JICA研修員が帯広市立八千代中学校を訪問
2026.08.16
2026.08.16
2026年6月10日(水)「日本最大の食糧生産基地で学ぶ、6次産業化およびスマート農業を活用した地域経済活性化と農業・農村開発」コース(日系社会研修)で学ぶJICA研修員4名(アルゼンチン、パラグアイ)が、帯広市立八千代中学校を訪問し全校生徒10名と交流しました。
学校に到着すると、まずスペイン語のウエルカムボードが掲示されていました。研修員の皆さんは学校のおもてなしに驚いた様子でした。
学校に入り、まずは校内ツアーに連れて行っていただきました。全校生徒10名と決して大きいとは言えない学校ですが、設備が整っていることにも、驚きの様子でした。
交流の時間になり、生徒たちが教頭先生手作りの研修員の名札を持ってお迎えに来てくれました。
交流する広場に到着すると、そこにはスペイン語で歓迎の言葉と研修員の顔写真が入った垂れ幕が。研修員の皆さんはとても嬉しそうな顔で垂れ幕を眺めていました。
まずは、生徒の皆さんが歓迎の校歌を披露してくれました。
その後、研修員から日本語での母国紹介を行いました。あまり日本語が得意でない研修員も、全編日本語でスピーチをしたため、生徒の皆さんは驚きながらもとても嬉しそうに発表を聞いていました。
アルゼンチンの発表の後、生徒の皆さんからの校歌披露にお返しするような形で、アルゼンチンのゴンさんから有名なタンゴの曲の披露がありました。生徒の皆さんは、初めて聞く本場のタンゴに聞き入っていました。
パラグアイのプレゼンでは、研修員が国のことだけでなくそれぞれの家族のことや普段の仕事についても紹介し、より一層心の距離が縮まりました。
研修員の発表が終わった後は、生徒の皆さんから八千代中学校や八千代地区の農業についての発表がありました。
小さい学校の特性を活かした授業や活動、農業の発表では家族が営んでいる農業について説明してくれました。
研修員は十勝の農業を学びに来ていたため、農家の子どもの生の声を聞くことが出来る貴重な機会になりました。
それぞれの発表が終わった後は、体育館に移動し一緒に日本文化を体験しました。
前半はグループに分かれて折り紙、けん玉、コマ回し、習字体験を行いました。
流暢な日本語で「どうやるの?」や、「むずかしいね」などと会話しながらも、どの文化も楽しく体験していました。
研修員の皆さんには特に習字が人気で、「日本」や好きな食べ物を書くことに挑戦しました。
中でも、日本語が堪能なパラグアイのシンさんは、「好きな日本語の言葉を書きたい!」と話し、「一期一会」の書道に挑戦しました。「まさに今、この交流を通じて一期一会を体感しているので、この言葉を選びました。」と語ると、その思いに生徒たちも深く感銘を受けていました。
日本文化体験の後半は、十勝の大樹町が発祥の地の軽スポーツミニバレーの試合をしました。
来日中にミニバレーをする機会があった研修員の皆さん、詳しいルールを説明せずとも自然にミニバレーをスタートしていました。
序盤は少し恥ずかしそうな様子でしたが、教頭先生が「ほら!ハイタッチだよ!」などと声をかけてくれ、次第にスキンシップも増えていき、終盤には点数が入ると自然に輪になりハイタッチをするなどチームワークも芽生えていました。
3チーム入れ替えで総当たり戦をし、それぞれのチームが勝つことができました。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、お別れの時間。最後はお互いに感謝の気持ちを伝え合いました。
帰りは、校門までお見送りをしてくれ、研修員の皆さんはとても嬉しそうな様子でした。
「今回の来日の中で、大きな思い出の一つになりました。とても楽しかった。」と感想を教えてくれました。
八千代中学校の皆さま、素敵なおもてなしをありがとうございました!