【研修コース】北見で培った4年間の学びを母国へ ~ニジェール長期研修員の発表会・閉講式を開催~
2026.10.15
2026.10.15
2026年9月7日、北見工業大学にて、ニジェールからの長期研修員MOUSSA SIDDO Abdoulkader氏(以下、スィドさん)の発表会およびSDGsグローバルリーダー〈アフリカ〉コースの閉講式を開催しました。当日は、指導教員の中村教授をはじめ、北見工業大学研究協力課の職員、日本語指導ボランティア「いろはの会」の皆さん、北見工業大学に在籍する長期研修員など、計20名が参加しました。
集合写真
北海道センター(帯広)根本代表からの修了証書授与
スィドさんは、北見工業大学で4年間にわたり、「汽水干潟の堆積物中における栄養塩の拡散にイオン活量係数が与える影響の評価」に関する研究に取り組みました。発表会では、その研究成果に加え、日本での生活や地域の方々との交流を通じて得た経験や学びを振り返りました。
母国の家族と遠く離れて過ごした4年間。研究活動を支えた指導教員や大学関係者、地域の方々、ともに日本で学ぶ長期研修員とのつながりも、スィドさんの学びを支える大きな力となりました。
「帰国後は、日本で培った知識や経験を生かし、ニジェールが抱える水資源、水供給、衛生、環境保全、持続可能な水資源管理などの課題解決に取り組みたい」と語ってくれたスィドさん。
さらに、大学、研究者、行政、民間企業などとの連携を促進するとともに、水・環境工学、教育、研究、持続可能な開発などの分野で日本とニジェールの協力を深め、両国の架け橋となることを将来の目標として掲げています。
初めて北見工業大学を会場に開催した今回の閉講式。スィドさんが4年間を過ごした学びの場で、これまで長期研修員を支えてくださった方々とともに、その門出を温かく祝う機会となりました。
参加者からは、長期研修員のリーダー的存在として仲間を支えてきたスィドさんへの感謝と、その努力や成果をたたえる言葉が寄せられました。
世界から北見へ。そして、北見で培った知識と経験を母国ニジェールへ。
4年間の研究と交流を通じて得た学びが、今後ニジェールの発展へとつながっていくことを願っています。
発表するスィドさん
研究活動を支えた中村教授とともに