その他 図書資料室からのおすすめ図書

『世界の絶景に行ってみた』

著者:詩歩

累計63万部を突破した書籍「死ぬまでに行きたい!世界の絶景」の著者でSNSの総フォロワー数は100万人以上。
世界を飛び回るなかで、一つひとつの景色の背景にある「ストーリー」に魅了された著者は、「歴史を知ると絶景はもっと楽しくなる」、「絶景を知ると、歴史ももっと楽しくなる」と考え「絶景X世界史」企画を立ち上げました。
人気の世界史講師佐藤幸夫先生と著者が絶景写真の裏側にあるエピソードを会話形式で楽しませてくれます。

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『電車は止まらない』

写真・文:松本時代

大学在学中は写真家鈴鹿芳康の元で写真を学び、卒業後スタジオバックを経てフリーとなった著者は、2017年から世界中を放浪しながら写真作品を撮り始めます。
本書には、高度経済成長期のど真ん中にあるバングラデシュで「貧困層」と呼ばれる人々とともに、電車の屋根に乗って旅をした、1年半の記録が収められています。
振り落とされないよう、身を寄せ合いながら、未来へと進む旅をする人々。
電車の屋根の上を捉えた緊迫感のある写真と文章からは、世界の隅々でたくましく生きる人々の様子が切実に伝わってきます。

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『アラブ、祈りとしての文学』

著者:岡真理

「小説を読むことは、他者の生を自らの経験として生きること。それは、世界のありようを変えるささやかな、しかし大切な一歩となる」(新装版へのあとがきより)

2000年9月末、イスラエル軍が侵攻したパレスチナでは、パレスチナ人が虫けらのように殺されていました。
著者はアラブ文学者。ジャーナリストなら現状を写真や文書で広く世界に伝えることができるし、医者であれば傷ついた人々を助けることができる。
では、文学は何ができるのか?
悲惨な世界を何よりも文学のことばで、文学を通して伝えられる著者の真摯(しんし)な問い。虐殺の記憶、アラブの女性観、祖国への思いなど、声なき声にあふれ、痛みに満ちた小説をひもといていくなかで、文学は祈りになることを教えてくれます。

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『スパイスカレーと野菜のおかず スリランカのまかないごはん』

著者:石野 明子

スリランカの魅力に惹かれて、2017年に家族とともに移住したフォトグラファーの石野明子氏。
本書では、石野氏がコロンボ郊外で営む写真スタジオSTUDIO FORTで、料理上手な現地スタッフが毎日作るスパイシーなカレーから野菜たっぷりのヘルシーなおかず、ほっこりおやつやドリンクまでの絶品「まかない」レシピを大公開!
スパイスカレーの工程によくある「玉ねぎをあめ色になるまで炒める」などの手間はかけなくてよいので、比較的さっと作れることも魅力的。楽しんでスリランカの食文化に触れられるレシピ集です。

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『アフリカの音』

作:絵 沢田としき

絵本に描かれている太鼓は西アフリカのセネガル、ギニア、マリを中心とする地域で演奏されているジンベ(ジャンベ)という名前の太鼓です。
西アフリカはアフリカ大陸の中でも特に太鼓やダンスの文化が豊かな地域で場面毎に登場する住居や人、民族衣装など、細かく丁寧に描かれた臨場感あふれる絵とリズム感のあるストーリーは、読み手側に現地の文化背景を生き生きと鮮明に伝えてくれます。

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『ぼくは6歳、紅茶プランテーションで生まれて。』

著者:栗原俊輔

南アジアの国スリランカの紅茶プランテーションでは、今日も女性労働者は茶葉を手摘みし、男性労働者は肉体労働に汗を流します。
封健的な労働環境、不衛生な住環境、社会からの差別的な待遇は19世紀から時がとまったような、現代社会ではあまりにもアンフェアなこの世界の現実がつづられています。
多くの人が紅茶を愛飲する、私たち日本人にできることはあるのでしょうか。

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『世界の国旗弁当』

著者:青木ゆり子

本書は、220の国と地域の料理で、各国の国旗を全部調理して紹介し、レシピを公開し、さらに解説するという、胃袋から国際理解の第一歩が踏み出せるボリューム満点の内容です。
気になるポイントの一つは、国旗の色はどんな食材を使って表現されているのか。
特にオセアニアや東欧の国旗は青が断然多いですが、青い食材は実際ほとんど存在しません。著者は一体どのように工夫しているのでしょう。

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『海洋を冒険する切り絵・しかけ絵本』

絵:エレーヌ・ドゥルヴェール

フランス発の「切り絵・しかけ図鑑」シリーズの一つで、レースのように繊細で美しい切り絵と、散りばめられた様々な仕掛けに思わず夢中になってしまいます。
文章は、生物学者の専門家が担当しており、世界各地域で確認されている海の不思議と謎について、一つ一つの仕掛けが理解を深める一助となり、楽しんで読み進められる内容です。

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『せかいでいちばんつよい国』

作:デビッド・マッキー/訳:なかがわ ちひろ

世界中の人々を幸せにするために、いろんな国へ戦争をしに行き、世界中を征服した、ある大きな国の大統領。
「自分が世界中を征服すれば、皆が自分たちと同じように幸せに暮らせるに違いない」という、なんとも歪んだ論理を明るいユーモアで皮肉たっぷりに描いた寓話絵本。
可愛らしい絵で描かれていても、戦争がどれだけ醜いことかが伝わってきます。

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『小さな幸せがみつかる 世界のおまじない』

絵:亀井 英里

世界の風習、民俗学、神話、宗教行事などから、今も暮らしに取り入れられている幸運をもたらす世界の50のおまじないが美しいイラストとともに紹介されています。
例えば、フィンランドでは夏至の夜、枕の下に7種類の花を置いて眠ると夢の中で将来のパートナーに会えるという古い言い伝えがあるそうです。
おまじないに添えられた愛らしいイラストに心が温かくなり、本を眺めているだけでもちょっとした幸せ気分を味わえる一冊です!

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『RED あかくてあおいクレヨンのはなし』

著者:マイケル・ホール /訳:上田 勢子

あなたの色は何色ですか。
この絵本は、見た目と中身の違いの葛藤をクレヨンの色とラベルで表現するというアイデアが新鮮で、子どもはもとより、大人にも読んでもらいたい内容です。
「多様性」について問われる現代において、その意味や解釈法をひも解く本が数多く見られますが、本書はその問いにシンプル且つ、ダイレクトにこたえてくれます。

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『豆くう人々 -世界の豆探訪記-』

著者:べにや長谷川商店 長谷川 清美

本書には、北海道遠軽町にある豆専門店「べにや長谷川商店」の長女として生まれた著者 長谷川 清美氏が2012~2019年までの間に、在来豆を「つくり」「育て」「食べている」人たちを探して世界66か国を取材した記録から、約30の国・地域のエピソードを厳選してまとめられています。
さらには、著者が現地を訪れ食べつくした世界の豆料理の簡単なつくりかた70点も収録されており、ストーリーと共に胃袋まで味わえる内容です!

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『旅するスープ -世界の味をおうちで楽しむ-』

著者:荻野 恭子

「あたたかいスープがある暮らしって、うれしいですよ!」
そう話すのは、著者で料理研究家の荻野恭子氏。
「世界のスープ」と聞くと、特別なだしやブイヨンを取らなくてはならないから面倒そう。。。そう感じてしまわないよう、本書は、冷蔵庫に少しずつ残っている野菜、お肉や魚、塩とスパイスでおいしいスープが気軽にできるよう紹介されています。
さまざまな国の食文化を覗きながら、身近な食材で作れる世界のスープをおうちで楽しく味わってみませんか。

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『世界の美しい民藝』

著者:巧藝舎

本書には、アジア、アフリカ、中南米、巧藝舎の民藝コレクション320点が収録されており、様々な国の暮らしと祈りの手仕事を学ぶことができます。
その地域で暮らす家族が健康に暮らすこと、先祖を大事にすること、太陽や大地、収穫に感謝すること、たくさんの想いが各々の表現で独創的な形になっています。
丁寧に人の手で作られた織物や木工、陶器などはどれも美しく、解説とともにじっくり眺めていくと、改めて、各地域の異文化や多様な考えなどに触れることができるでしょう。

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『社会を変えた50人の女性アーティストたち』

著者:レイチェル・イグノトフスキー/訳:野中 モモ

芸術は私たちを魅了し、心を豊かにしてくれますが、それらを女性が創り出すことが当たり前ではない時代がありました。
本書は、世間の常識や古い価値観に縛られず、自分自身を自由に力強く表現し、歴史上たいへんな仕事を成し遂げてきた古今東西の50人の女性アーティストをチャーミングなイラストとともに紹介します。

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『翻訳できない世界のことば』

著者:エラ・フランシス・サンダース/訳:前田まゆみ

他の国のことばでは、そのニュアンスをひと言では訳せない、「世界の翻訳できないことば」たち。
本書では、人間が本質的に持つ言葉で表現のしにくい気持ちや経験をぴたりと言い当てるヒントになるような表現が紹介されています。
著者の感性豊かな解説とイラストが添えられた世界一ユニークな単語集は、あなたが相手に伝えられない「その思い」を伝える一助になるかもしれません。

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『世界のふしぎな木の実図鑑』

著者:小林智洋・山東智紀/写真:山田英春

本書は、1つの木の実に対して1ページ全体を使って大胆に紹介しており、まるで手の込んだ造形美術を鑑賞しているかのような感覚になります。
どんぐりや松ぼっくりなど、知っているつもりの馴染み深い木の実にも驚くようなバリエーションや機能があります。
世界の様々な地域で確認されている木の実が持つ幾何学模様や艶、フォルムに改めて興味を抱くことでしょう。

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『世界の不思議な図書館』

著者:アレックス・ジョンソン/訳:北川 玲

本書はホームライブラリーから移動する図書館、意外な場所の図書館まで世界のバラエティあふれる89の個性派ライブラリーを紹介しています。
21世紀を迎えた今、本の読み方や共有のしかたは急激に変化しています。
新たな図書館革命を探ると同時に、従来の型を破って、言葉を世界のあらゆる場所へ伝えようとしている多くの建築家、デザイナー、教育者、ア-ティスト、活動家たちの革新的な仕事ぶりも紹介されています。

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『世界に一軒だけのパン屋』

著者:野地 秩嘉

著者の野地秩嘉氏が北海道十勝に店を構える創業72年(※2022年現在)のパン屋「満寿屋」の物語を書こうと思ったのは、「食品のおいしさと食品を作っている企業が持つイメージは全く関係がないことをはっきりと認識したから」なのだとか。
安心、安全、そして国産小麦100%使用の究極国産パンを造ろうとチャレンジを続けてきた世界でも希なパン屋3世代の熱いドラマに注目です!

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『新・世界の空港』-Airports-

出版:パイ インターナショナル

国や州の玄関口として毎日大勢の人々が出入りする空港。
前衛的な美術作品を思わせる小さな飛行場から、国特有の地形をイメージした斬新な建築の巨大空港まで、そのデザインや特徴は実に様々。
本書には、「美しい!」、「かっこいい!」と唸るデザインから、思わず「大丈夫?!」と口に出してしまうものまで世界中の旅情を誘う73の個性的な空港が収録されています。

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『スーパーの食材で作る アジア7か国の本格カレー』

著者:ヘーマ・バレック

日本在住のインド人・料理研究家のヘーマ・パレック氏。彼女は国賓が来日した際などに、インドをはじめとする世界各国の料理を振る舞う、国賓料理人でもあります。
本書は、日本のスーパーで売っている食材を使ってアジアの料理を再現することを目的に、インドはもちろん、スリランカやタイなどさまざまな国のカレーレシピが紹介されています。
更に、著者のお気に入りや、ラッシー、豆のフリッターなどといったサイドメニューも充実している楽しいレシピ本です。

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『ふしぎな銀の木 -スリランカの昔話-』

再話・絵:シビル・ウェッタシンハ
訳:松岡 享子、市川 雅子

ある日、王様が不思議な夢を見ます。それは地面がぱっくり割れると美しい銀の木が生え、銀の花が咲き、銀の実がなり、木の頂で銀の雄鶏が三度鳴くという夢です。
実際にその光景を見たいと願った王様は、3人の王子に夢を探す旅に出るよう命じます。兄弟が行方不明になったり、出会った姫に何度も剣を振り下ろしたりと、思わぬ展開が続きますが、王子たちの行方はいかに?
日本の昔話とは一味違い、シーンごとに描かれた美しい絵にも注目したい絵本です。

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『世界お酒MAPS』 -イラストでめぐる80杯の図鑑-

著:ジュール・ゴベール=テュルパン
アドリアン・グラン・シュミット・ビアンキ

お酒が生まれたのは、今から1万2000年前。果物から偶然つくり出されたと言われています。今ではヨーロッパ、アジア、アフリカ、南北アメリカ、オセアニアなど、世界のどこを旅しようとも、その土地固有の伝統的な美酒、銘酒に出合うことができます。
本書は、世界80銘酒の歴史、文化、製造法、楽しみ方を小粋なイラストと地図で旅するように図解したお酒図鑑です。
本書を通して美味なる世界旅行へ出かけてみませんか。

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『この世界からサイがいなくなってしまう』 -アフリカでサイを守る人たち-

文:味田村 太郎

二十世紀の初め、アフリカを中心に世界には50万頭ものサイが暮らしていました。しかし、それから百年あまり、角を狙った密漁などにより、サイの数は2万7千頭にまで減り、あと20年たつと、アフリカからサイがいなくなってしまうかもしれないと言われています。サイの絶滅を防ぐ人たちと密猟者の知られざる戦いとは。実際に南アフリカで取材をおこなった著者が書く、迫真のノンフィクション!
「第8回 子どものための感動ノンフィクション大賞」受賞。

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『世界えじてん』

監修:吹浦 忠正
絵:てづか あけみ

本著は世界197か国の建物、文化、食べ物、言語、通貨などがわかる情報盛りだくさんの一冊です。
さらに、それぞれの国で何が同じでどこが違うのか、可愛らしいイラストと共に示されており、本書が日本と世界を知る出発点になるような楽しい内容です!

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『ないないづくしの里山学校』

著者:岡本 央
発行:家の光協会

本書に登場する千葉県・木更津社会館保育園と土曜学校の子どもたちは、市販の遊び道具も時間割もない、指示を出す大人もいない、“ないないづくしの里山"で実体験をしながら生きる力を身につけていきます。
里山学校を始めた宮﨑栄樹園長の保育哲学を交え、子どもたちの実に生き生きとした行動写真を中心に、「子どもに優しく、安心安全」が重視される現代の教育の意外な盲点と落とし穴に迫ります。

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『話したくなる世界の選挙』-世界の選挙をのぞいてみよう-

監修:弁護士 太田雅幸
編著:コンデックス情報研究所

世界各国の選挙をみると、16歳から選挙権を取得できたり、男女ペアでの立候補ができたり、投票日には飲酒禁止など、日本の選挙とは大きく異なっています。自民党総裁選や衆議院選挙の投開票を前に、選挙への関心が高まっている今日。この機会にびっくり事情満載な世界の選挙をのぞいてみませんか。

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『なつめやしのおむこさん』

作:市川 里美

少年マンスールは、中東の国「オマーン」の山にくらしています。山のふもとに、なつめやしの木がありますが、一向に実がなりません。メスの木なので、オスの木がなければ実をつけることが出来ないのだそうです。「それなら、あの木におむこさんがくればいいんだね!」
オスの木を探しに張り切って旅に出たマンスールなのですが、木を手に入れるにはある条件が必要でした。その条件とは。。。

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『世界の台所探検』

著者:岡根谷 実里
出版:青幻舎

「世界の台所探検家」として世界各地の台所をめぐっている著者。
本書は現地の人と一緒に料理や食事をして体験した、リアルな暮らしと文化のストーリーをたくさんの写真と共に紹介。
各地の市場や調理道具、その地域ならではの食習慣も知ることができるほか、料理レシピ13品も収録された充実の一冊です!

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『くらして初めて知った どローカルごはん』

著者:青年海外協力隊大阪府 OB・OGの会
寄稿者:JICA海外協力隊協力者66名

本書は、JICA海外協力隊員が現地の人と食べた想い出の料理を、日本で手軽に味わい、派遣国の魅力を知ってもらうと作成されたレシピ集です。日本で手に入る食材で、現地の味をできるかぎり再現できるよう工夫されている一方で、鳥一羽を使った料理や材料8人分など、現地の家族構成や生活をイメージできる表現も残されています。
世界66か国の料理と、その料理にまつわる66のストーリーを楽しめる本書で世界の食卓にふれてみませんか。

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『くいしんぼうシマウマ』

文:ムウェニエ・ハディシ
絵:アドリエンヌ・ケナウェイ

ずっとずっと昔、サバンナで暮らす動物たちの体はみんなうすぼけたつまらない色でした。そんなある日、大きな音とともに現れたほら穴で素敵な毛皮や角を見つけて動物たちは思い思いに着飾ります。
さて、くいしんぼうのシマウマくんは…?
多くの動物が美しいなめらかな毛皮を持っているなか、シマウマだけがどうして体がシマ模様になったのか。科学的にはまだよくわかっていませんが、そのわけをこの絵本はとてもユーモラスに描いています。

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『世界のおつまみ図鑑 -世界のおつまみ100種とおつまみをおいしく味わう基礎知識-』

発行:マイナビ出版

お酒のお供に欠かせないのが「おつまみ」。日本では、焼き鳥やお刺身などが人気のおつまみなのは言うまでもありませんが、海外ではどうでしょう。
本書は世界のおつまみとして食べられている料理を国と地域別に歴史・豆知識を交えて紹介。どのように食べられているか、様々なお酒の相性なども詳しく知ることができます。
簡単に作ることのできるレシピも掲載されており、一冊でさまざまな楽しみ方ができる内容です。

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『旅するパティシエの世界のおやつ』

著者:鈴木 文(すずき あや)
発行所:株式会社ワニ・プラス

本書は、単なる食レポではありません。
著者は、世界のお菓子の歴史をなぞるかのようなルートで旅をし、「現地のお菓子を現地で、現地の人々と一緒に作ること」にこだわり、世界中から集めてきた物語と美味しさを本書に詰め込んでいます。
"おやつ"と聞いただけでワクワクした気持ちになりますが、本書の豊富な写真から旅行気分を味わうのもよし!著者が創作したおやつレシピにチャレンジするのもよし!
まるで宝箱を開けるときのような、好奇心がかきたてられてやまない内容です。

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『仕掛学 人を動かすアイデアの作り方』

著者 松村 真宏
発行 東洋経済新報社

人が「思わず、したくなる」には仕掛けがあります。それは大掛かりな準備や大金がかかるものではありません。ちょっとした「アイデア」で、皆が楽しい気持ちで動いてくれて、問題解決したり、利益が生み出されたりしたら、こんな良いことはありません。
本書は、そんな画期的なアイデアの作り方を伝授してくれる話題の一冊。
JICA北海道(帯広)広報担当も、この本を参考に来館者数向上に向けて日々奮闘しています!

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『世界の文字の起源と日本の文字』-世界の文字と言葉入門 1-

監修・著 町田 和彦
発行 株式会社小峰書店

世界で話されている言葉の数はおよそ7,000と言われています。
本書シリーズでは、世界中で使われている文字と、いろいろな文字を使って書き表す外国の言葉、さらに言葉を使っている人々の生活の様子や文化、習慣を、文字の歴史とともにわかりやすく紹介。
知らなかった文字がわかるようになる。謎が解けていくようにわくわくしながら読み進められる内容です!

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『星の地図館 STAR ATLAS』

著者 林 完次、 渡部 潤一
発行 小学館

星の楽しみ方は、なにより自分の目で天体を観測すること。本書を手元に夜空に輝く星を眺めると、星の色や大きさの理由、宇宙の仕組みが詳しくわかり、その感動が倍増します!初心者からベテランまで、広い範囲の天文ファンが机上でも野外でも、星空を大いに楽しみ、体感できる盛りだくさんの内容です!
図書資料室には国際協力、開発教育関連の図書に加えて、このような専門分野の書籍も所蔵しています。ぜひ実際に手に取ってご覧ください。

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『The Rich Earth 十勝のアイヌ伝説』

著者 千葉 章仁
挿絵 高橋 克典

文字をもたなかったアイヌは、生活や土地の風習、文化など、あらゆる事柄を子や孫に代々語り聞かせることで伝えてきました。本小冊子は、1986年に「平原文庫 第二巻」として刊行した「十勝のアイヌ伝説」(平原の手帖編集部編)がもとになっています。
2020年、白老町に民族共生象徴空間及び、国立アイヌ民族博物館が開業します。アイヌ文化への注目が益々集まるこの時機に、本小冊子を通してアイヌ文化への関心を深めてみませんか。ページ毎の挿絵も楽しく、絵本感覚で読める冊子です。

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『学校では教えない 早わかり 世界191か国』

著者 盛山 一郎
発行者 野間 佐和子

世界各国の概要や面白情報をそれぞれ数ページ毎にコンパクトに紹介しています。クイズや豆知識も多く盛り込まれていて、思わず「へぇ!」と声に出してしまう内容ばかり。小学生から大人まで、どの世代の方でも楽しく読み進めることができる一冊です。

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『英語でつくる和食』

編著者 藤田 裕子、ナヴィ インターナショナル
発行所 株式会社 ナツメ社

日本料理は四季折々の素材を生かした味つけと、季節感を取り入れた繊細で美しい盛りつけが魅力です。お寿司や天ぷらといった代表的な物から、肉じゃが、筑前煮、さわらの西京焼きなど、日本人なら誰もが親しんでいるはずの和食ですが、いざ、作ってみようと思っても意外と調理法がわからないものも多いのでは。そして、これらの料理は英語で何と訳されるのでしょうか。
本書籍は基本的な料理から、本格的な料理まで幅広く紹介しているだけでなく、和食をいただく際のマナーなども英語と日本語で豊富な写真とともに詳しく書かれています。
海外のお友達との交流や日本文化紹介に間違いなく一役買ってくれる一冊です。

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『アフリカ料理の本』

編著 白鳥 くるみ
発行所 アフリカ理解プロジェクト

アフリカ料理と聞くと、どんな料理を想像しますか。
見たこともない野菜や果物を使った独特の料理ばかり、そう想像するでしょう。
どこか遠く感じるアフリカ料理ですが、本を開くと、私たち日本人にも馴染みがあるようなスープや美しい色合いのサラダ、おしゃれな飲み物などバラエティーに富んでいます。
実はこの本、レシピの食材は身近に手に入る食材で本場の味を再現できるよう工夫されています。しかも簡単でとっても美味しい!
食を通じて、未知な国の文化に思いが馳せる、そんな一押しの一冊です。

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『アフリカローズ 幸せになる奇蹟のバラ』

著者 萩生田 愛
発行所 エスプレ

人々魅了する鮮やかな色彩。アフリカの大地を彷彿とさせる力強さ。そんなケニアのバラを贈り物に…。贈る人、贈られる人みんなが幸せになるバラの販売を始めた著者。バラを贈った人たちの心温まるエピソードに始まり、販売店をオープンさせるまでの経緯、ケニアで感じた想いなどを美しいバラを写したページと共に送る1冊です。

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『なくなりそうな世界のことば』

著者 吉岡 乾/イラスト 西 淑
発行所 株式会社 創元社

「ちゃんとドーしたか?」— さて「ドー」とは一体何のことでしょうか。これはミャンマーなどの一部地域で話されているラワン語で、十分に火が通るまで食材を弱火で煮込むことを表しています。世界で話されている言葉の数はおよそ7,000。しかし、ラワン語のように少数の人が限られた地域で使っている“小さな”言葉が次々に消えようとしているのです。本書は世界の50の少数言語の中から各言語の研究者たちがその言葉らしさを感じる単語を選び、ユーモア溢れるイラストと共に紹介。
考えたこともないような遠いどこかで、聞いたこともないような名前の言葉が話されていることに思いが馳せる、そんな一冊です。

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『誰も知らない世界のことわざ』

著者/イラスト エラ・フランシス・サンダース、訳 前田まゆみ
発行所 株式会社 創元社

「あそこでクマが踊っているよ!」、「エビサンドにのってすべっていく」、「ガレージにいるタコのような気分」— 謎に満ちたこれらのことわざは、一体どこの国の表現でどんな意味があるのでしょうか。本書は、そんな世界の言葉や文化からの特有の表現をかわいらしいイラストと共に紹介。
地域によって、食べるものや着ている服が違うように、ことわざだって違うのです。ユニークな表現に思わずくすりとせずにはいられない。そんな奇想天外なことわざの世界へ連れて行ってくれる一冊です!

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『世界手芸紀行』

編集 春日一枝(Bahar)、毛糸だま編集部
発行所 株式会社 日本ヴォーグ社

世界の特色あふれた色鮮やかな布や刺繍は、見ているだけで気持ちをワクワクさせてくれます。本書にはそんな手芸に魅了された日本人女性たちが登場。彼女たちの活動は、生産者とともに物づくりをしたり、現地の手芸を習得して日本に広めたりと様々です。“好き”を仕事にした魅力的でパワフルな女性たちが「こんな生き方もありますよ」と教えてくれる一冊です。

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『農家になろう(9)[畑作農家 中藪俊秀]ジャガイモとともに』

写真 小椋 哲也
編集 農文協
発行 一般社団法人 農山漁村文化協会

「種イモをつくる農家は病気を出さないよう、高い栽培技術が求められる手間のかかる仕事だが、社会的にも認められた誇り高い仕事」−そう話すのは、十勝地方南西部の原野をからだひとつで切り開き、畑へと変えてきた開拓農家の四代目、中薮俊秀さん。JICA事業でも研修員の受け入れ等でお世話になっています。「農家は経営者だ」と考える中藪さんの大地への想い、品種への想いや人との出会いについて記された一冊です。

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