JICA海外協力隊グローカルプログラム参加者とJICA留学生の1日に密着in 埼玉県横瀬町
2024.07.12
2024.07.12
武甲山をバックにJICAチームで集合写真
埼玉県の横瀬町ではJICA海外協力隊員が派遣前に日本国内の地方で地域活性化や地方創生などの取組みを学ぶグローカルプログラムを実施しています。具体的には地域と関わり、地域課題に向き合い、「どのようなことが必要であるのか」「自分には何ができるのか」を考えます。3人のメンバーたちは5月からの約2か月半、横瀬町に住み、当初は慣れない土地で戸惑いもありましたが、今では町民の一員として頼もしく活動しています。
JICA海外協力隊グローカルプログラム参加者・JICA留学生
JICA海外協力隊グローカルプログラム参加者・JICA留学生・JICA関係者
JICAが実施している研修員受入事業のうち、1年以上日本に滞在し、大学院に入学、修士/博士課程を通して、母国の開発に寄与するためのプログラムがあります。今回は、東洋大学、関西学院大学、広島大学、鳴門教育大学で勉学に励んでいる4名の留学生が、横瀬町でのインターンシップに参加しました。
横瀬町は山々に囲まれ自然が多く農林業が中心。とりわけ果樹を主体とする観光農業が活発です。今回はかがり火祭りの準備の前に原木シイタケ狩りやマスのつかみどり体験をみんなで行いました。これからキリバスに派遣予定のJICA海外協力隊グローカルプログラム参加者は、キリバス出身の留学生に気候や国について質問をしている場面がありました。それにしても「日本の夏は暑い!」と留学生たちは口を揃えて言っていました。
原木シイタケ狩り
マスを発見!!
とったど~!!!
美味しく横瀬を味わいます!
午後からは全員で協力して、かがり火祭りの準備に取りかかりました!田んぼに入り、一つひとつキャンドルを置く竹を配置する数は300個以上。気温は30℃を超え、雨が降る中、みんなペアになって、棚田にキャンドルを灯しました。
日がだんだん落ちてくると、やわらかな光の粒がまるでホタルの光のように棚田を包みます。その光に誘われて本物のホタルも見ることができました。その景色は、今日一日の疲れを忘れてしまう幻想的なものでした。
scroll