フクダ−パー・サキコ特別招聘研究員の著作がグロマイヤー賞を受賞

2019.01.23

JICA研究所のフクダ−パー・サキコ特別招聘研究員(米ニュースクール大学教授)が、2019年のグロマイヤー賞(The University of Louisville Grawemeyer Award for Ideas Improving World Order)を受賞しました。

グロマイヤー賞は、米ルイビル大学より授与されている賞で、作曲、教育、宗教、心理学、世界の秩序を改善するためのアイデア、の5つの部門からなり、世界が抱える課題の改善に向けた優れたアイデアに対して行われているものです。

フクダ−パー・サキコ特別招聘研究員

世界の秩序を改善するためのアイデア部門の2019年受賞者として、フクダ−パー特別招聘研究員、スタンフォード大学行動科学高等研究センターのテラ・ローソン-レマー研究員、コネチカット大学のスーザン・ランドルフ名誉教授の3名が2018年12月に発表され、この3名による共著『Fulfilling Social and Economic Rights』で提示したアイデアが受賞理由となりました。同書は2015年にオックスフォード大学出版局から出版され、食糧、医療、教育、住宅、仕事、社会福祉の各分野における各国の基本的人権保障の広がりを達成度として測るツールを示すとともに、各国が人権保障をさらに推進するための革新的な枠組みを示しています。なお、同書はすでにアメリカ政治学会の人権部門賞を受賞しています。

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Interview: 'Distinctive characteristics of Japanese aid' with Sakiko Fukuda-Parr, the New School

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