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亀井温子著:プロジェクト・ヒストリー『未来をひらく道—ネパール・シンズリ道路40年の歴史をたどる』が、平成30年度土木学会賞(出版文化賞)受賞

2019年5月16日

JICA研究所から2016年3月に発刊された「プロジェクト・ヒストリー」シリーズ第14弾『未来をひらく道—ネパール・シンズリ道路40年の歴史をたどる』(著者:亀井温子ジェンダー平等・貧困削減推進室長)が、平成30年度土木学会賞の出版文化賞を受賞しました。

公益社団法人土木学会による土木学会賞出版文化賞は、土木工学・土木技術の発展に貢献し、あるいは読者に感銘を与えることにより、土木文化活動の一環となりうると認められた土木に関する出版物を対象とし、その著者を表彰するものです。

(公社)土木学会は本書の授賞理由について、「対象道路の計画と建設を時系列で述べながら、ネパールの現代史、関係者や組織、国際援助の仕組みなどがコンパクトに織り込まれた奥行きのある著作」、「ドラマチックな感動をあえて呼ばず、静かに、しかし熱く本プロジェクトの価値を描ききっている」、「幅広い読者に対して、土木の仕事の意義を深く伝え、感銘を与える図書である」といった点を挙げています。

今回の受賞について著者の亀井室長は、「シンズリ道路は、インドと中国という大国に挟まれた山岳小国ネパールの国家としてのレジリエンスを向上させ、周辺地域の経済活動と人々に大きなインパクトをもたらした重要な道路です。このプロジェクトに従事した技術者、労働者の数はのべ580万人日。コンサルタントから30人、施工企業から54人の日本人技術者、そしてたくさんのJICA職員が活躍しました。今回の受賞を通じ、こうした人々の活躍と貢献が、少しでも多くの人に伝わることを願っています」と述べています。

なお、シンズリ道路建設事業は、平成27年度土木学会賞技術賞を受賞しています。

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