論文「The Impact of Migration and Remittances on Labor Supply in Tajikistan」ジャーナル掲載のお知らせ

2021.01.20

JICA緒方貞子平和開発研究所(JICA緒方研究所)の村上エネレルテ研究員と山田英嗣研究員のほか、エリカ・パウラ・シオソン氏が執筆した論文「The Impact of Migration and Remittances on Labor Supply in Tajikistan」が、2020年12月に『Journal of Asian Economics』に掲載されました。

移民送出国のタジキスタン経済は、特にロシアで就労している出稼ぎ労働者からの送金に依存しているのが現状です。本論文では、世界銀行がJICA緒方研究所と協力して同国で実施している調査「Listening to Tajikistan (L2TJK)」の高頻度の家計パネルデータを用いてコントロール関数アプローチによる推定を行い、移民と送金の受領がタジキスタン国内に残された家族の雇用や労働供給量の決定にどのような影響を与えるかを推計しています。

同論文は、研究プロジェクト「フィリピンとタジキスタンの家計における海外送金に関する研究」の研究成果です。詳細は以下のリンクからご覧ください。

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