マダガスカルにおけるJICA事業「みんなの学校プロジェクト」がFinancial Timesに掲載—丸山主任研究員が研究を通じてプロジェクトに貢献

2022.11.10

2022年9月19日付のFinancial Timesにて、マダガスカルにおけるJICA事業「みんなの学校:住民参加による教育開発プロジェクト」が教育分野における優良事例として取り上げられました。JICAがマダガスカル教育省との協力のもと、インパクト評価を実施したことがその背景にあります。

現在JICA緒方貞子平和開発研究所(JICA緒方研究所)に所属する丸山隆央主任研究員は、慶應義塾大学の伊芸研吾特任講師とともに、JICA事業関係者との連携のもとで、インパクト評価を通じて上記JICA事業による子どもの学習成果への効果を科学的に検証し、学術論文としてとりまとめました。同研究成果は、JICA人間開発部が別途実施したプロジェクト研究「アフリカ地域におけるコミュニティ参加を通じた『子どもの学びの改善』モデルの開発・スケールアップ」などを通じ、国際的に広く発信されています。

マダガスカル「みんなの学校プロジェクト」の補習授業(写真:JICA)

JICA緒方研究所では、今後も開発途上国におけるJICA事業と有機的に関連付けた研究を推進し、国際社会に研究成果やエビデンスを発信していきます。

Financial Timesにおける記事や、マダガスカルにおけるインパクト評価にかかる論文は、以下リンクからご覧になれます。

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