新たな研究成果の発信媒体としてリサーチ・ペーパーとディスカッション・ペーパーを導入

2022.09.30

JICA緒方貞子平和開発研究所(JICA緒方研究所)では、2008年の設立以来、学術論文形式の研究成果をワーキング・ペーパーとして発刊してまいりました。これまでさまざまな分野で232本のワーキング・ペーパーが発刊されています。2022年度からは、このワーキング・ペーパーに代えて、新たにリサーチ・ペーパーとディスカッション・ペーパーの2種類の発信媒体を導入することとしました。

リサーチ・ペーパーとディスカッション・ペーパーは、いずれも開発問題や開発協力の在り方に関する研究成果を学術論文の形式で取りまとめ、JICA緒方研究所のウェブサイトで発表するものです。

リサーチ・ペーパーは、従来のワーキング・ペーパーと同様、原則として、外部査読を含む審査を経て公開されます。これに対し、ディスカッション・ペーパーは、成果発信の迅速性を重視し、外部査読を伴わない審査を経て公開します。研究の中間成果であっても積極的に公開することで、開発問題などをめぐる議論を喚起することを企図しています。

今後、リサーチ・ペーパーとディスカッション・ペーパーを順次発刊していきますので、ご期待ください。

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