広田客員研究員が執筆したブログ「Why Do We Need to Invest in Quality Infrastructure?」が OECDウェブサイトに掲載されました

2022.12.20

JICA緒方貞子平和開発研究所の広田幸紀客員研究員が執筆したブログ記事「Why Do We Need to Invest in Quality Infrastructure?(なぜ質の高いインフラに投資する必要があるのか)」が、2022年11月7日に経済協力開発機構(OECD)ウェブサイトのブログ連載「Development Matters」に掲載されました。

最初に、広田客員研究員は、人々の幸福や豊かさを測る際の重点を所得の伸びに置き過ぎていることに対し、国際的に見直しの動きがあることを紹介しています。こうしたトレンドは、SDGs(持続可能な開発目標)やGDPを超えた新たな指標に関するOECDでの議論の背景にもなっています。したがって、所得水準向上を達成した後に、不平等や持続可能性、強靭性に関する課題に対し、取り組むのではなく、開発イニシアティブの準備段階から統合的に取組む包括的なアプローチを取ることが求められています。

広田客員研究員は、インフラ投資においても、成長だけでなく包摂性、持続可能性、強靭性について統合的に見る視点が必要であると主張しています。質の高いインフラ投資を推進するには、こうした視点をあらゆる事業の選定基準やデザインに組み込み、インフラが社会経済にもたらす、より広範な効果に着目することを提言しています。

この内容は、JICA緒方貞子平和開発研究所の「質の高い成長にかかる研究」の成果の一部です。
ブログ記事の全文は以下リンクからご覧ください。

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