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気候変動がアジアの大都市に与える影響研究

本研究の目的は、IPCC第4次報告書で指摘された、アジア沿岸部の大都市の気候変動に対する脆弱性に関し、気候・洪水工学・社会経済分析を組み合わせて2050年時点で想定される社会経済影響の定量的なシミュレーション分析を行うとともに、必要な適応政策の検討およびその経済分析に基づいて政策提言を行うことです。世銀・ADBとの共同研究である本研究において、JICAは分析手法開発およびマニラの分析を担い、東京大学IR3Sおよび茨城大学の助言を得ました。その後、最終報告書のとりまとめと成果の発表を中心に活動を行いました。