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常勤研究員(地域・都市マスタープランの効果に係る実証研究)募集

仕事内容

JICA緒方研究所は、政策志向の学術研究を行い、研究成果をJICA事業にフィードバックするとともに、対外発信を通じて途上国における開発協力の効果・効率の向上及び国際援助潮流への積極的な貢献を果たすことを目指している。
今回募集する常勤研究員には、他の研究者や実務者と協働しながらJICA緒方研究所で行われる研究の推進に貢献することが求められている。

【参考情報】
JICA緒方研究所ホームページ
JICA緒方研究所について

JICAは、開発途上国における望ましい都市・地域空間の形成を通じて都市化が生み出す新たな可能性や豊さを実現することを目的として、多くの都市・地域においてマスタープラン(都市計画・開発マスタープラン、都市交通マスタープラン、地域開発マスタープラン、回廊開発マスタープラン等、以下「マスタープラン」)の策定を支援してきた。また、その策定過程を通じて、幅広い関係者が参加することを通じて、持続的・自律的な都市・地域マネジメントの実現を目指してきた。

他方、マスタープランの策定支援がもたらす経済的・社会的な成果を因果的に評価することは容易ではなく、これまでの事後評価においては、マスタープランの採用状況や、提案された個別事業の実現状況等が主たる評価対象となってきた。また、関係者参加を通じた都市・地域マネジメントの質的改善についても、必ずしも明示的に検証されてこなかった。

こうした背景を踏まえ、JICA緒方研究所「経済成長と貧困削減」領域では、マスタープラン策定支援の効果をより厳密に検証するための方法論の検討および実証研究の実施を目的とした研究プロジェクトを立ち上げる予定である。現時点では、以下のような分析アプローチを検討している。

手法①:開発途上国における主要な都市を対象として、マスタープラン策定に関する情報および都市レベルの経済・社会・空間に関する長期間のパネルデータを整備し、差の差分析(Difference-in-Differences)等の準実験的手法を用いて、マスタープランの実施やその手法の効果を推定する。

手法②:マスタープラン策定支援を実施した特定の都市・地域を対象として、当該マスタープランに基づき実現したインフラ・制度のもとでの都市経済の均衡(実現シナリオ)を記述する定量的空間均衡モデル(Quantitative Spatial Equilibrium Model)を構築する。その上で、これらの施策が実現しなかった反実仮想シナリオを設定し、両者の比較により政策効果を定量的に評価する。

JICA緒方研究所所属の研究員と協働し、本研究プロジェクトを推進する常勤研究員を募集する。具体的な業務内容は以下のとおり。

【業務内容】
(1)新規研究案件の形成(文献レビュー、研究手法や仮説の構築等)
(2)研究の実施(共同研究者・事業部門の関係者・外部有識者等との意見交換、研究会の開催、関連分野の国際議論のフォロー、研究データ収集のための調査の企画・実施、研究成果の執筆(論文、ポリシー・ノートや書籍等)、等)
(3)研究成果の発信(セミナー・学会・国際会議等における発表、大学・研修事業での講義、成果発信イベントへの貢献、研究所ウェブサイトへの貢献等)
(4)その他、上記(1)~(3)に関連する連絡・調整等を含む周辺業務。
※上記業務の実施にあたり、必要と判断される国内・外国出張を行う。

業務の実施にあたっては、JICA、及びJICA緒方研究所の業務の方向性に沿った新たな研究の形成が期待される。ただし、JICA緒方研究所が既に実施中・計画中の研究案件に対して参画を求める場合もある。また、研究の実施に際しては、関連部門(JICA社会基盤部等)との積極的な連携が求められる。

【参考情報】
JICA緒方研究所の研究成果について

勤務地

独立行政法人国際協力機構 緒方貞子平和開発研究所(東京都)
〒162-8433 東京都新宿区市谷本村町10-5
※契約期間を通じて勤務場所の変更は原則として想定されません

募集人員

1名

着任時期

2026年11月1日
上記の時期に業務開始が難しい場合は、応募書類送付時のEメールにその旨記載すること。
具体的な着任時期については応相談。

勤務形態

常勤(任期あり)

1年毎の契約。なお、契約は双方が合意した場合、1年毎に更新を行い、最長で採用日から3年を上限に更新可能。

応募資格

1.以下の条件を全て満たすこと。
(1)原則として上記の業務に関連する分野の博士号を取得済み又は入構までに取得見込みであること
(2)上記の業務に関連する分野の論文(英語論文が望ましい)の発表実績や学会発表経験があり、かつ国際的な研究交流、政策対話などを遂行できる高いコミュニケーション能力を有すること。
(3)JICA緒方研究所が掲げる組織的研究課題に積極的に取り組み、かつ、他の研究員等と協働して学際的な研究を遂行する高い意欲を有すること。
(4)研究成果物の質の確保や国際会議での議事進行等の業務遂行に支障がないレベルの英語能力を有すること。((a)TOEIC800点以上、(b)TOEFL(PBT)574点以上、(c)TOEFL(CBT)230点以上、(d)TOEFL(iBT)89点以上程度)。
(5)定量的空間均衡モデル(QSE)についての専門的知見・経験

2.以下の知識あるいは経験を有する者であれば、なお望ましい。
(1)開発途上国の開発、国際協力事業に関する研究実績
(2)開発協力実施機関、国際機関等における業務経験

3.国籍不問。ただし、外国籍の場合、日本国内で就労できる在留資格を有すること。また、日常会話、ニュースやビジネスで使われる日本語を理解できる日本語能力を有することが望ましい。

待遇

1.給与: 格付4号(経験年数目安11-17年) 月額基本給415,620円
2.諸手当: 超過勤務手当、賞与(6月及び12月)、通勤手当、特別都市手当(東京都特別区)を支給。扶養手当、住居手当、及び退職手当は支給なし。
3.勤務時間:午前9:30から午後5:45までの7時間30分
※休憩時間は12:30から13:15までの45分  ※時差出勤、在宅勤務制度あり
4.休日:土曜、日曜、国民の休日および年末年始
5.休暇:有給休暇、特別有給休暇あり
6.社会保険:健康保険、雇用保険、厚生年金、労災保険に加入
7.正職員への登用:一定の条件を満たす方を正職員へ登用する制度があります。
(参考:https://www.jica.go.jp/recruit/permanent/index.html
8.その他:昇給なし)。機構スタッフの互助組織である「厚生会」(月額基本給実額の0.4%相当を会費として徴収)に一律加入いただき、各種給付制度や割引制度の利用が可能です。
9.名称付与:当機構の関連規程等に基づき、名称を付与。
※目安として、講師・助教・ポスドクレベルの研究員に「研究員/Research Fellow」の職名を付与します。

その他、就業規則等内部規程に基づきます。
社会人採用(内部枠)
独立行政法人国際協力機構 有期雇用者就業規則
有期雇用者手当支給細則

募集期間

2026年7月27日12時(正午)まで

応募

※添付の様式を使用してください。顔写真の添付、推薦者1~2名の連絡先は必須です。
 ※語学能力については、証明書類がある場合は添付してください。証明書類がない場合は履歴書に自己評価を簡潔に記載願います。

2.研究業績リスト
3.学会活動リスト
4.志望動機書(これまで取り組んできた研究、将来行っていきたい研究との関連で、JICA緒方研究所で取り組みたい業務に関する説明を含めてください。)
5.英語論文を含む主要業績コピー1部 3点まで(博士論文可)
6.推薦状(少なくとも1通、2通あるのが望ましい)
※原則として、推薦者から直接JICA緒方研究所にEメールで送付してください(件名に「JICA緒方研究所常勤研究員(開発協力戦略領域)募集の件」と入れるよう推薦者に依頼願います)。応募者が送付する場合は、推薦者が厳封した原本を「連絡先」に記載の住所に送付してください(封筒の表に「JICA緒方研究所常勤研究員応募書類(推薦状)在中」と記載してください)。
7.学位証明書、成績証明書

【送付方法】
EメールにてJICA緒方研究所採用アドレス「drisaiyou@jica.go.jp」まで送付してください。
※件名に「JICA緒方研究所 常勤研究員(経済成長と貧困削減領域)募集の件」と明記の上、添付ファイルには氏名及び各応募書類の番号を付してください(例:「1.(氏名)履歴書」、等)。
※応募書類のデータの容量が1メールあたり15MBを超える場合は、何通かのEメールに分けて送信願います。分割した送信が難しいファイルがある場合は、別途お問い合わせください。
※圧縮ファイル(ZIP、LHA、CAB、TGZ、TBZ、TAR、RAR等)は受信できません。送信の際はご注意ください。

PARTNERサイト からの応募も可能です。
※提出期限:2026年7月27日12時(正午)必着(日本時間)

※応募書類は返却いたしません。
※応募時に提供いただいた個人情報は、常勤研究員の選考・契約に関わる手続にのみ使用いたします。
※Eメールでの応募後、2営業日以内に当方からの受信確認メールが届かない場合は応募メールが未着の可能性がありますので、その場合は必ずご連絡ください。

選考・結果通知

・書類選考結果は個別にEメールにて連絡します。本ポストは海外出張も想定されているため、書類選考合格者には健康質問票を提出いただきます、
・2次選考(面接)においては、プレゼンテーションを予定しています。2026年8月下旬から9月上旬に実施予定です。詳細は面接対象者におってご連絡します。
※審査内容に関する問合せには応じられません。
※審査内容以外のご質問は、Eメールにて下記の連絡先までお送りください。電話による対応はいたしかねます。

連絡先

JICA緒方貞子平和開発研究所 総務課 採用担当
〒162-8433 東京都新宿区市谷本村町10-5
Eメール: drisaiyou@jica.go.jp