プロジェクト・ヒストリー『高倉式コンポストとJICAの国際協力 スラバヤから始まった高倉式コンポストの歩み』 出版記念セミナー
掲載日:2023.07.25
セミナー |
JICA緒方研究所について
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掲載日:2023.07.25
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JICA緒方貞子平和開発研究所では、これまで行ってきたJICAの事業を振り返り、その軌跡と成果を分析してまとめた書籍「プロジェクト・ヒストリー」シリーズ
を刊行しています。本シリーズの第34弾として『高倉式コンポストとJICAの国際協力 スラバヤから始まった高倉式コンポストの歩み』
を刊行しました。
資源ごみのリサイクルは進んでも、生ごみのリサイクルは遅々として進まず、輝かしい経済成長の裏で、山と積まれた生ごみが悪臭を放ち、深刻な環境汚染や社会不安を引き起こしていることが少なくないのが現状です。
そんな中、生ごみリサイクル技術として、また、画期的な廃棄物減量の手段として、世界的に認知されているのが「高倉式コンポスト」です。2004年、インドネシア・スラバヤ市の廃棄物管理改善事業((独)環境再生保全機構 地球環境基金)に採択されてから20年、導入した国は実に63ヵ国に及びます。高倉式コンポストの各国への展開の背景には、高倉式コンポストの有用性もさることながら、JICA九州を始めとする日本国内での研修の実施や、JICA海外協力隊による現地での普及活動などが挙げられます。
本書は、ごみで溢れる街を緑で溢れる街へと変化させた、熱心で、時にユーモラスな高倉氏の活動をまとめたものです。本書の発刊を記念した本セミナーでは、高倉式コンポストはなぜ地球規模で普及したのか、著者の髙倉弘二氏を中心に語っていただき、現場レベルでの現状と課題、今後の展望について探ります。
みなさまのご参加をお待ちしています。
16:00-16:05 開会のあいさつ
吉成安恵(JICA九州センター 所長)
16:05-16:20 書籍紹介
髙倉弘二(髙倉環境研究所 代表)
16:20-17:10 パネルディスカッション(モデレーター: 田村えり子)
・髙倉弘二(髙倉環境研究所 代表)
・三好直子(公益社団法人日本シェアリングネイチャー協会 専務理事)
・向井候太(株式会社ecommit)
・田村えり子(JICA地球環境部 審議役)
・富安誠司(JICA九州センター 専任参事)
17:10-17:25 質疑応答
17:25-17:30 閉会のあいさつ
片山憲一(北九州市 副市長)
以下のリンクからお申し込みください。
※お申込みは2023年8月7日12:00(正午)で締め切らせていただきます。
※対面参加を希望される方は、登録申し込みフォームからお申込みいただいた上で、下記お問い合わせ先までご連絡ください。
JICA緒方貞子平和開発研究所 担当者:符
Eメール:ditas-rsunit@jica.go.jp
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