【終了】持続可能な開発目標(SDGs)とデータ革命 CSIS-JICA研究所共同研究 成果報告書発刊イベント(東京)
掲載日:2017.09.19
イベント |
JICA研究所と米国戦略国際問題研究所(CSIS)は、9月19日に報告書「持続可能な開発目標(SDGs)とデータ革命:『リープフロッグ』をどのように導くか」(Harnessing the Data Revolution to Achieve the SDGs: Enabling Frogs to Leap)の発刊記念イベントを共催します。
本報告書は、「SDGsの達成とデータ革命」をテーマとして、開発におけるデータ活用の可能性と、途上国や国際社会が果たす役割についての提言をまとめました。情報通信技術(ICT)の発展とともに、私たちが活用できるデータは質・量ともに拡大しています。この変化は「データ革命」 と呼ばれるほど急速に起こっており、データに対する社会の考え方だけでなく、途上国における開発のあり方をも変えようとしています 。
本イベントでは、近年一層重要性を増すデータに注目し、持続可能な開発目標(SDGs)時代の開発のあり方を問い直します。特に、「リープフロッグ(飛躍的発展)」と呼ばれる、開発途上国におけるデータ活用によるカエル跳びのような飛躍的発展に注目し、途上国が世界的なデータ革命の進展を追い風に、過去に先進国が歩んできたものとは異なる発展の道筋をたどることをできるのか、その可能性を探ります。
基調講演には、武内和彦公益財団法人地球環境戦略研究機関(略称:IGES)理事長を迎え、SDGsの実現のために求められることについてお話しいただきます。パネリストには、ハイシャン・フー世界銀行開発データグループ長、ワー・ワー・マウンミャンマー国中央統計局長、久木田信哉日本電気株式会社グローバルビジネスユニット主席技師長を招き、SDGsの達成のための方策や開発の現場における最新技術の活用の課題や可能性について議論します。
今回のイベントにおいては、本共同研究プロジェクトの成果を幅広く発信するとともに、様々な方のご意見を伺い、今後の国際協力に生かしていこうと考えています。
※報告書はCSIS及びJICA研究所ウェブサイトにアップロードされています。
※同発刊イベントは、9月11日に米国ワシントンD.C.にあるCSIS本部でも開催されました。
13:30-13:40 開会の挨拶
北野尚宏 JICA研究所長
13:40-14:10 基調講演
武内和彦 公益財団法人地球環境戦略研究機関理事長、東京大学特任教授
14:10-14:25 報告書についてのプレゼンテーション
ダニエル・ルンデ CSIS繁栄と開発プロジェクト担当部長
14:25-14:40 休憩
14:40-16:10 パネルディスカッション
(ファシリテーター)
北野尚宏 JICA研究所長
(パネリスト)
ダニエル・ルンデ CSIS繁栄と開発プロジェクト担当部長
ハイシャン・フー 世界銀行開発データグループ長
ワー・ワー・マウン ミャンマー国中央統計局長
久木田信哉 日本電気株式会社グローバルビジネスユニット主席技師長
紺屋健一 JICA企画部SDGs推進班 参事役
16:10-16:40 Q & A
16:40-16:45 閉会の挨拶
萱島信子 JICA研究所副所長
司会:植松紗友里 JICA研究所企画課職員
JICA研究所(担当:植松・石原)
電話:03-3269-2929 メール:ditas-rsunit@jica.go.jp
このイベントは終了いたしました。
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