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研究プロジェクト「日本の開発協力の歴史」バックグラウンドペーパーを公開

2018.11.09

JICA研究所の研究プロジェクト「日本の開発協力の歴史」では、60年以上にわたる日本の開発協力の歴史を多様な角度から客観的・実証的に分析することを目指し、現在、研究成果を7冊の書籍にまとめています。

今回、本研究プロジェクトに有益な知見・資料・情報などを提供するバックグラウンドペーパー2本が公開されました。

No.1「国際開発金融機関を通じた日本の知見の発信に係る考察:世界銀行の事例研究に基づく実態分析と提言」(鈴木博明著)では、日本が1989年に世界銀行に開発政策・人材育成基金(Policy and Human Resources Development Fund: PHRD)を設立し、日本の知見を発信し続けてきたことを挙げ、その効果を高めるために企画・実施面でのさらなる改善を提言しています。

No.2「戦後アメリカの生産性向上・対日援助における日本の被援助国としての経験は何か—民主化・労働運動支援・アジアへの展開」(島田剛著)では、日本がアメリカによる生産性向上支援を受容した終戦直後からアジアへの援助を展開し始める1960年代までを振り返り、被援助国としての日本の経験がどのようなものであったかを導き出すことを目的としています。

今後も順次、バックグラウンドペーパーを公開していきます。これらは以下の関連リンクからご覧になれます。

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