トップページ
JICA緒方研究所
ニュース＆コラム
ニュース＆トピックス
2025年度
プロジェクト・ヒストリー『TAMPOPOの綿毛が風に飛んでいくーブラジルろう者「当事者主体」の奮闘の軌跡』発刊

プロジェクト・ヒストリー『TAMPOPOの綿毛が風に飛んでいくーブラジルろう者「当事者主体」の奮闘の軌跡』発刊

2025.06.06

JICA緒方貞子平和開発研究所では、これまで行ってきたJICAの事業を振り返り、その軌跡と成果を分析してまとめた書籍「プロジェクト・ヒストリー」シリーズを刊行しています。2025年5月には、同シリーズの『TAMPOPOの綿毛が風に飛んでいくーブラジルろう者「当事者主体」の奮闘の軌跡』を刊行しました。

たんぽぽの綿毛が風に乗って飛んでいくように、自分たちの活動も周囲に広がっていく―。そんな想いを込めて名付けられたブラジルでの「TAMPOPOプロジェクト」は、情報が得られず健康リスクにさらされているろう者に対し、HIV/AIDS予防に関する情報をろう者自身が伝えていく、障害当事者による支援です。当事者だからこそ、できることがある。本書では、さまざまな現場の声を織り交ぜながら、人々のエンパワメントを実現したTAMPOPOプロジェクトの軌跡が描かれています。

表紙写真：『TAMPOPOの綿毛が風に飛んでいくーブラジルろう者「当事者主体」の奮闘の軌跡』