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亀井副所長がグローバルリーダーフォーラム2026に登壇し女性のリーダーシップと人間の安全保障を議論

2026.06.22

2026年5月21日、JICA緒方貞子平和開発研究所(JICA緒方研究所)の亀井温子 副所長は、大阪大学社会ソリューションイニシアティブ(Social Solution Initiative: SSI) およびいのち会議 共催の「グローバルリーダーフォーラム2026:女性のリーダーシップの未来を拓く」 に登壇しました。

本イベントは、大阪・関西万博のレガシーを生かしつつ、「多様性・包摂」の社会課題の解決に向け、女性のジェンダー平等とリーダーシップ促進のために「対話」と「共感」の場を創出することを目指して開催されたものです。多様な国々から登壇者が参加し、①ジェンダー平等、②平和と人間の安全保障、③持続可能な社会におけるグローバルリーダーシップ、④AIとキャリア開発というテーマでセッションなどが行われました。

亀井副所長は、クリスティーナ・チェリオーニ氏(国際コンサルタント、CEAMM-Bridging the Gaps)が進行を務めた「平和と人間の安全保障:効果的なレジリエンス実現のための女性の役割」をテーマとするセッションに参加。ヴラディスラヴァ・マガレツカ氏(元ウクライナ食品安全・消費者保護庁長官/元ウクライナ欧州統合担当副大臣)、 岡部芳彦氏(在神戸ウクライナ名誉領事館名誉領事、神戸学院大学教授)、ララ・スカルピッタ氏(欧州安全保障協力機構ジェンダー問題上級顧問/ジェンダー問題プログラム責任者)と共に議論しました。

写真:発表したJICA緒方貞子平和開発研究所の亀井温子副所長(左)

発表したJICA緒方貞子平和開発研究所の亀井温子副所長(左)

亀井副所長は、まずJICA緒方研究所の役割と研究活動の概要を紹介するとともに、女性リーダーとして国際社会に大きな足跡を残した緒方貞子元JICA理事長の取り組みに触れつつ、同研究所の理念である「人間の安全保障」 の重要性について説明しました。

また、国連安保理決議1325号の「女性・平和・安全保障(Women, Peace and Security: WPS)」アジェンダを踏まえ、地雷除去といったJICAによるウクライナ支援におけるWPSの取り組み概要を紹介。こうしたWPS視点に立った日本によるレジリエンス強化支援は、日本が有する防災・災害対応の経験を踏まえていることも説明しました。さらに、人間の安全保障を実現するためには、女性を保護される存在としてではなく「主体的な変革の担い手」として捉え、意思決定などでのあらゆる過程において女性の参画を確保することが重要だと強調しました。

参加したセッションでは、ウクライナが直面する課題、WPSの概念、一人ひとりの安全と幸せの重要性などが議論されましたが、その根幹におくべき理念として人間の安全保障の価値を再確認する有意義な機会となりました。

JICA緒方研究所はこれからも、人間の安全保障の理念に基づき、多様なステークホルダーと連携しながら、実践的な知の創出と発信に取り組んでいきます。

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