Japan's Triangular Cooperation Mechanism: With a Focus on JICA's Activities
JICA緒方研究所について
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「三角協力」は、持続的な開発成果の発現に向けた最も期待されている開発協力の取り組みの1つとして、国際的に注目が高まっています。JICAは、三角協力を推進する代表的な援助実施機関として、先駆的な取り組みを過去40年間実施してきました。
日本の取り組みに特化した本レポートでは、日本の大部分の政府開発援助(ODA)を担うJICAに焦点を当て、JICAにおける三角協力の形態と活動メカニズムの主要な特徴と実績を主に論証しています。三角協力は、日本政府とJICAの主要な援助アプローチの一つとして位置づけられてきており、その実施手法は、限られた関係者間の知識移転だけでなく、複数の関係国・機関間の多様な知識共有を目的としたネットワーク形成支援にも拡大しています。
本レポートは、主要ドナーの比較事例研究レポートと合わせて、2014年4月にメキシコで開催された効果的な開発協力のためのグローバルパートナーシップハイレベル会合でドナーや途上国政府など関係者へ共有されました。
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