関西から飛び立ち、途上国で頑張る!派遣中の協力隊を紹介します-Part3-【兵庫県】

スタッフより一言:
山﨑悠介さんは2019年12月にドミニカ共和国へ赴任され、コミュニティ開発の隊員として、ラジオ局で活動されていましたが、2020年3月に新型コロナウイルス感染症の感染拡大により一時帰国されました。待機期間中は国内でも積極的に活動され、JICA関西にも2回訪問していただきました。2021年3月にドミニカ共和国へ再派遣され、2021年12月まで活動予定です。

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山﨑さん:写真左

氏名:山﨑 悠介
出身地:兵庫県
隊次:2019年2次隊
職種:コミュニティ開発
野球をきっかけにドミニカ共和国に興味を持ち、現地を自分の目でみてみたくて応募しました。

ドミニカ共和国の近況

こんにちは、2019年度2次隊の山﨑悠介と申します。ドミニカ共和国へ再赴任して二ヶ月と少しが経ちました。この原稿を書いている時点では外出禁止令が敷かれており、活動外での外出もままならない状況が続いております。日本も依然として厳しい状況下に置かれてはおりますが、今出来る事を着実に積み上げていくしかありません。皆様あと少し頑張りましょう。

ドミニカ共和国の食事「ドミニカ共和国のお味噌汁!?」

今回は、ドミニカ共和国の一般的な昼食について写真付きでご紹介させて頂きます。朝食と夕食は比較的簡単に済ませる事が多く、その為昼食が一番量も多く豪華になります。白米にサラダ油と塩をかけてフライパンで炊き上げたお米を主食に、右上の肉の煮込み(鶏肉が多い)とサラダ、プラタノ(食用バナナ)を甘く味付けしたものに加え、写真左端にあるアビチュエラという日本の小豆に近い豆のスープを添えます。この国ではこのスープを白米の上にかけ、混ぜご飯の様にして食べますが、見た目から日本人は「おしるこ」をイメージしてしまいます。味は甘みはなく、日本でいう味噌汁の立ち位置に近いと思われます。このアビチュエラは、塩気はないのですが、その分、白米にはしっかり塩味が効いています。高温多湿の国で効率よく塩分を摂る為の知恵を感じます。日本国内外問わず、その土地にある伝統料理には意味があるのだなと、昼食を摂りながら一人でそんな事を考えておりました。

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(注)ドミニカ共和国の典型的な昼食の例。
白米、鶏肉(皿右上)、サラダ(皿左上)、アビチュエラ(皿左外)。
アビチュエラを白米の上にかけて食べるのがドミニカ流。

これまでの山﨑さんの活動はこちら