【開発教育】更別村立更別中央中学校と北海道大樹高等学校がエッセイコンテスト受賞!

2023年3月13日

2022年度「JICA国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト」を実施いたしました。
本コンテストは、次世代を担う中高生を対象に、開発途上国の現状や開発途上国と日本の関係について理解を深め、国際社会の中で日本、そして自分たち一人ひとりがどのように行動すべきか考えることを目的として行っている事業です。
2022年度の作品テーマは「世界とつながる私たちー未来のための小さな一歩ー」。
中学生の部は27 回目、高校生の部は61 回目となり、日本国内外から中学生の部19,832 点、高校生の部24,048 点、総数43,880 点ものご応募をいただきました。
道東地域では、更別村立更別中央中学校、北海道大樹高等学校がそれぞれ特別学校賞を、両校の生徒各1名が国内機関長賞をそれぞれ受賞し、両校にて授賞式を行いました。

中学の部では、更別中央中学校に「特別学校賞」、同校の和田さんに「国内機関長賞」

更別中央中学校にて、左から島村校長、佐藤さん、織田さん、和田さん、JICA北海道(帯広)副代表・谷口

2023年2月17日(金)に、更別中央中学校にて授賞式を行いました。
5年連続となった「特別学校賞」は、生徒を代表して生徒会役員の佐藤 菜々香さん、織田 みそらさんが賞状を受け取りました。
「国内機関長賞」を受賞した3年の和田 一花さんは、賞状とフェアトレード製品の記念品を受け取りました。

和田さんのエッセイテーマは「相手を尊重するためには」。

「多数決と差別は似ている」という観点から、人は一人ひとり違い、少数派の意見を尊重することは相互理解から始まるという思いをエッセイに載せて伝えてくれました。

高校の部では、北海道大樹高等学校に「特別学校賞」、同校の小室さんに「国内機関長賞」

北海道大樹高等学校にて、小室さん(中央)、生徒代表(右)とJICA北海道(帯広)代表・木全(左)

高校の部授賞式は、2023年2月28日(火)に北海道大樹高等学校にて行いました。
2年連続の受賞となった「特別学校賞」を、卒業式前日の3年生一同が受け取り、高校生活最後の受賞に喜びの笑みを見せていました。
「国内機関長賞」を受賞した3年の小室 美月さんは、賞状とフェアトレード製品の記念品を受け取りました。

小室さんのエッセイテーマは「世界に目を向けてみて」。

生徒会の活動として行ったユニセフ募金から、「なぜ募金が必要なのか」「世界の現状はどうなっているのか」と世界に関心を持ち始めた自身のエピソードが語られています。
知ることが行動に繋がり、自分たちの行動がまた別の人たちへと広がって行くのではないかという思いが綴られていました。


受賞した和田さん、小室さん、更別中央中学校、北海道大樹高等学校の皆さん、おめでとうございます。また、ご応募頂いた全ての中高生の皆さんに、この場を借りて御礼申し上げます。
来年度も、多くの中高生の皆さんからのご応募をお待ちしています。