民間連携事業で日本式介護がフィリピンに進出!静岡県・インフィック株式会社 増田社長のインタビュー記事を公開しました。


2025.06.17
2025.06.17
フィリピンでは、インフィック株式会社がJICAの中小企業・SDGsビジネス支援事業【JICA Biz】を活用して、「フィリピン国日本式介護システム普及・実証・ビジネス化事業(中小企業支援型)」を実施中です(2024年6月~2026年6月)。この度、インフィック株式会社としては初めての海外実証拠点がフィリピン・パシグ市でオープンしたことを受けて、増田社長にインタビューさせていただきました。
インタビュー記事はこちらから:
【事例紹介】フィリピン初の日本式介護システム「小規模多機能型及び入所型サービス(*1)」を実践する介護施設がパシグ市で開所 - インフィック株式会社(静岡県) | 事業について - JICA
日本式介護とは、自立支援を目的とした総合的な介護サービスを指します。中でも、「飲んで歩く」(水分補給と歩行により排泄や運動機能の低下を防ぐ)という実践的アプローチにより、利用者の自立度維持・向上を図る取り組みは、利用者やその家族から高く評価されています。
フィリピンは中央年齢が23.8歳(2020年センサス)と若い国ですが、マルコス大統領は2023年のASEAN首脳会議で、来るべき高齢化社会に備えて各国が明確な危機感を持って準備する必要があると指摘しました。そのような中で、質の高い日本式介護の普及はフィリピンのみならず様々な国の課題解決への貢献が期待されています。
またフィリピンにおける質の高い介護人材の育成は、深刻な介護人材不足に悩む日本にも好影響を及ぼします。人材はいるが働き先が少ないフィリピンと、ニーズは多いが働き手が不足している日本の両国の課題を人材環流で解決することができるかもしれません。
関連リンク:
「フィリピン国日本式介護システム普及・実証・ビジネス化事業(中小企業支援型)」について
フィリピン国日本式介護システム導入事業 基礎調査 業務完了報告書
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