【開発教育】森林管理コースの研修員が陸別小学校を訪問しました
2022.12.08
2022年11月29日に、JICA課題別研修「地域住民の参加による持続的な森林管理」コースにて来日中の研修員5名が、陸別町立陸別小学校を訪問しました。
訪問したのは、バングラデシュ、ソロモン諸島、東ティモール、ジョージア、ウガンダ出身の5名です。
5名の研修員は陸別小学校の5時間目に3,4年生と、6時間目に5,6年生と、それぞれ交流しました。
まず授業のはじめに、3,4年生の皆さんは日本のポップス曲に合わせたダンス、5年生の皆さんは和太鼓、6年生の皆さんはよさこいソーラン踊りをそれぞれ披露してくれました。
その後、研修員が一人ずつスライドを使ってクイズ形式で自国紹介を行いました。生徒の皆さんは日本以外にもお米を主食にする国がいくつかあることに驚いていました。
6年生は事前にそれぞれの国について調べていたようで、どんどんクイズに正解していました。
自国紹介が終わった後、それぞれチームに分かれて名刺交換ゲームを行いました。
ゲームでは自己紹介をしながら名刺を交換した後に簡単な会話を行い、一人ずつ順番に研修員と交流することができました。
3,4年生は慣れない英語で頑張って挨拶と自己紹介を行い、研修員からの質問に元気に答えていました。
5,6年生は事前に質問事項を考えていて、まず自分の誕生日を英語で伝え、研修員にも尋ねた後に、それぞれが考えた質問を自分のタブレットを見ながら尋ねていました。
ソロモン諸島のアバさんは「児童たちの簡単な質問が伝わりやすくてよかった。簡単だからこそ深いと感じた」と話していました。
研修員学校訪問の交流授業は穏やかな空気で終了しました。生徒の皆さんも研修員もお互いからもらった名刺を嬉しそうに眺めていたのが印象的でした。
東ティモールのアルフィさんは交流授業を振り返り、「授業の進め方も、ダンスや太鼓のパフォーマンスも、全てが素晴らしかった」と感想を話してくれました。
陸別小学校の皆さん、学校にお招きいただきありがとうございました!
次回は是非JICA北海道センター(帯広)にもお越しくださいね。
和太鼓を披露してくれました
ウガンダの国紹介クイズに挑戦!
研修員のアルフィさんと名刺交換ゲームをしている様子
タブレットを見ながら研修員のアニスさんに質問する陸別小の児童
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