【開発教育】JICA研修員が音更町立木野東小学校を訪問
2025.04.08
2025.04.08
2025年2月28日(金)に、来日中の課題別研修「畜産物(乳・肉・卵)の安全・衛生・品質管理技術強化」コースの研修員6名(アルゼンチン、ウルグアイ、エリトリア、スリランカ、バングラデシュ)が音更町立木野東小学校を訪問し、5年生90名と交流しました。
到着後、まずは教頭先生が校舎内を案内してくれました。
立ち寄った図書室でアルゼンチンの有名なサッカー選手メッシのユニフォームを着た児童と会い、アルゼンチンの研修員ガビーさん、マギーさんはメッシのユニフォームを見て「自分の国のことを知っていてもらえて嬉しい!」と大喜びの様子でした。
交流の時間が始まると、研修員ひとりひとりに渡すための大きなネームプレートを持った児童がお迎えに来てくれました。
ネームプレートを掲げ、児童と手をつないだ研修員が歓迎会の会場である体育館に入場すると、児童の皆さんが音楽と盛大な拍手で出迎えてくれました。
歓迎会での児童による司会進行はすべて英語で、研修員も驚きながら「今日のために練習してくれたことが伝わってくる。」と感激していました。
アイスブレイクとして、全員で「じゃんけん列車」をしました。
時間の都合で一度しかできませんでしたが、たった一度でもあっという間に距離を縮めていた研修員と児童の皆さんでした。
2024年度実施の様子
歓迎会後は、3クラスに2人ずつ研修員が分かれてクラス交流の時間。研修員からの自国紹介をした後、日本の文化や遊びでおもてなしをしていただきました。
1組にはサムハルさん(エリトリア)、オーミットさん(バングラデシュ)が入り、相撲や剣道など身体を動かす交流をしました。
2組では、ガビーさん(アルゼンチン)、チャトゥさん(スリランカ)が日本のお祭りのくじ、輪投げ、射的などを体験したり、日本のだじゃれを教わったりしました。
3組では、マギーさん(アルゼンチン)、ヴィヴィさん(ウルグアイ)がお箸やおはじき遊びを体験。
各クラスとても盛り上がった様子で、少し離れた廊下まで楽しそうな声が響いていました。
交流授業の後は、みんなで給食をいただきました。
児童の皆さんがタブレットを駆使しながら「アルゼンチンにもメンチカツはありますか?」や「どんな食べ物が好きですか?」などと積極的に質問をしたり話しかけたりしている姿が印象的でした。
お昼休みには一緒に食後の掃除もしました。
児童や先生方から掃除のやり方を教えてもらいながら実際にほうきやモップを使って掃除をした研修員は「自分の国では児童が掃除をすることはなく、清掃員の人がいるので、子どもたちが自発的に掃除をしているのは素晴らしい」と驚いた様子でした。
帰り際、児童や先生みんなでアーチを作って送り出してくれて、研修員にとって忘れられない思い出になりました。
アーチの様子は、JICA北海道センター(帯広)Instagramにてご覧いただけます。
木野東小学校5年生の皆さん、ありがとうございました!
JICA研修員が学校に訪れ、児童・生徒の皆さんと交流いたします。
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