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【JICA基金活用事業】第2回「多文化&防災まちさんぽ in おびひろ」が開催されました

2025.05.22

チェックポイント制覇なるか?!いざまちさんぽへ!!

十勝19市町村の外国人材受入支援・多文化共生担当の国際協力推進員チャムです。

2025年5月11日(日)、2024年度世界の人びとのためのJICA基金活用事業の一環で、一般社団法人にほんごさぽーと北海道が行う第2回「多文化&防災まちさんぽ in おびひろ」が帯広市のとかちプラザで開催されました。同事業は、市民や法人・団体の皆様からJICAへの寄附金を活用して、運営を行っているものです。

当日は雨が心配されていましたが暖かい十勝晴れの中、帯広に住んでいる外国人3名(ベトナム、南スーダン、ミャンマー)と日本人参加者11名が集まり、1回目に作成した自分専用の防災マップを手に、グループに分かれて別々のルートで市内の防災チェックポイントをめぐりました。

チェックポイントとなっていたのは、避難所を示すピクトグラム、公衆電話、災害時に使用できる自動販売機、AED設置場所。普段は車での移動が多いので意識せずにいることが多かったのですが、何気なく通り過ぎてしまう場所にも、防災のヒントが隠れていることを再認識しました!
チェックポイントを見つけたら、グループ写真を撮りました。

公衆電話では、実際に使ってみることもミッションの一つとなっていたので、グループ内でこれまで使用したことがない日本人と外国人が挑戦。携帯電話にかけると10円分では名前を伝えるくらいの時間のみですぐに切れてしまい、参加者一同驚き、普段から10円玉をある程度用意しておくことの大切さについて実感しました。

1時間半ほどのまちさんぽを終え集合場所に戻ってからは、自分専用の防災マップの仕上げの時間。グループごとに歩いたルートを確認しながら完成させました。

参加者からは、「土地勘のある人だと避難所がどちら側かわかるけれど、馴染みのない人にはわかりにくい表示になっていることがわかった。」「日本人の方と交流しながら防災について学ぶことができるいい機会だった。」と言った声が寄せられました。

JICA北海道センター(帯広)は、十勝に住む外国人と地域住民の交流を通した多文化共生の取組みを今後もサポートしてまいります。

当日の様子の動画を、JICA北海道センター(帯広)Instagramに掲載しています。
第1回の様子はこちらから
ぜひご覧ください。

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