【終了】JANIC・JICA緒方研究所共催ナレッジフォーラム 「日本の市民や地域の知見を世界に~草の根技術協力事業20年を振り返る」

掲載日:2023.03.22

イベント |

イベント内容

日本の市民・団体、地域の知見を活かし、開発途上国の地域住民に対して、草の根レベルできめ細やかな支援をする草の根技術協力事業が開始されてから20年となります。

同事業では、これまで保健、教育、農業といった分野に加えて、児童養護施設への支援、障害者スポーツの振興等、政府間協力だけでは手が届きにくい多様な課題にも対応し、20年間で77カ国1361件の事業を実施してきました。また、途上国での開発を通じて得られた経験・知見を日本国内に還元することで、日本の人材育成や地域活性化にも貢献してきました。

貧困、感染症、紛争、気候変動等、複合的な危機が世界全体に生じている今、草の根レベルのきめ細やかな協力は開発途上国のレジリエントな社会の構築にとって重要な役割を果たします。また、同事業の経験からは、日本社会でも関心が高まっているSDGs推進や多文化共生促進への具体的な示唆も得ることができます。

本ナレッジフォーラムでは、草の根技術協力事業に関わる関係者(NGO、自治体関連団体、研究者、JICA国内機関)がそれぞれの立場から同事業を振り返り、その意義や課題、インパクトについて発表します。そして、今後さらに効果的に実施するための方策や日本の地域社会への貢献について意見交換し、今後の草の根技術協力事業の在り方について議論を深めます。

プログラム

16:00~16:05 開会挨拶
牧野耕司 JICA緒方研究所 副所長

16:05~16:55 パネリスト発表~草の根技術協力の振り返り
・草の根技術協力事業の紹介:日浅美和 JICA国内事業部 市民参加推進課長(モデレーター)
・NGOの視点:横田宗 特定非営利活動法人アクション 代表
・自治体の視点:森田詠美 一般社団法人滝川国際交流協会 事務局長
・研究者の視点:原田徹也 JICA緒方研究所 上席研究員
・JICA国内機関の視点:澁谷和朗 JICA中国 市民参加協力課長

16:55~17:20 パネリスト間のディスカッション
~今後の草の根技術協力事業の在り方とは?

17:20~17:30 視聴者からの質疑応答

17:30~17:40 総括、閉会挨拶 
若林秀樹 THINK Lobby所長、特定非営利活動法人 国際協力NGO センター(JANIC)理事
福田茂樹 JICA国内事業部 部長

問い合わせ

JICA緒方貞子平和開発研究所(担当:梶野)
メール:ditas-rsunit@jica.go.jp

申し込み方法

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