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日本型の開発協力が生まれた背景に何があったか?書籍シリーズ「日本の開発協力史を問いなおす」第1巻が発刊

2020年12月7日

JICA緒方貞子平和開発研究所の研究プロジェクト「日本の開発協力の歴史」では、その研究成果を全7巻の書籍シリーズ「日本の開発協力史を問いなおす」にまとめています。2020年12月、その第1巻『日本型開発協力の形成—政策史1・1980年代まで』(下村恭民著)が発刊されました。

この書籍シリーズは、開発協力を第二次世界大戦後の日本における国際関係構築の数少ない積極的手段と位置付け、その実態を多角的視点から明らかにするものです。日本の開発協力の対象となった国や人々の声を聞くとはどういったことなのか、日本側の政治的過程や思想の移り変わりはどういったものだったのか、国際協力を歴史的に評価する視座を持ちながら、開発途上国に向けられてきた近代日本の顔に迫り、これまで語られてこなかったアジア・世界の中の日本近現代の歩みをひもといていきます。

第1巻『日本型開発協力の形成—政策史1・1980年代まで』では、敗戦、賠償、その間に急変する国際情勢に対応しながら、日本がどのような進路選択の政策決定を行い、その中で開発協力はどのような役割を担ったのか、「日本的」な性格とその背景を洗い直し、戦後日本の国際経験を再構築しています。政府開発援助(ODA)のみならず、民間部門の活動も含めた日本の開発協力全体について、黎明期から1980年代の拡大期までを分析した通史の上巻です。

同書は以下リンクからご購入できますので、ぜひご覧ください。

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