『From Summits to Solutions: Innovations in Implementing the Sustainable Development Goals』
Address
JICA緒方研究所について
-
所在地
〒162-8433 東京都新宿区市谷本村町10-5
-
アクセス
-
JR中央線・総武線：
市ヶ谷駅下車 徒歩10分
都営地下鉄新宿線：
市ヶ谷駅下車（A1番出口）徒歩10分
東京メトロ有楽町線・南北線：
市ヶ谷駅下車（6番出口）徒歩8分
-
TEL - 03-3269-2911
-
FAX - 03-3269-2054
現在、世界中の多くの国々では2030年までに「持続可能な開発目標（Sustainable Development Goals: SDGs）」を達成することが難しいと予測されており、“business-as-usual”（これまで通りの取り組み方）では不十分だと考えられています。SDGsに掲げられている全てのゴールを達成できるように、グローバルレベル、国レベル、そしてローカルレベルでの新しい取り組みが求められています。
本書では、政府や企業での官僚的な前例踏襲主義というリスクを抱えるこれまでの取り組み方を変える必要性を説明し、その必要な変化をもたらすイノベーションのための実践的な提案を示しています。
ブルッキングス研究所とJICA研究所が実施した共同研究が、本書の出版につながりました。編者は、JICAの加藤宏理事とブルッキングス研究所の研究者3人が務めました。
本書は3部構成で、計16章から成ります。第1部の“Capturing Value”では、私たちの現在の経済システムではその価値を十分に測定できていないこと、例えば無報酬の女性の勤労、環境、社会の持続可能性などについて検証しています。第2部の“Targeting Places”では、海洋、農村や漁村、そして急速な発展を遂げている都市など、変化が必要とされている場所に的を絞るための新たなアプローチについて検証しています。そして、第3部の“Updating Governance”では、市民参加、国際開発金融機関、グローバルコモンズなどの分野で必須となる多数の利害関係者が存在する場でのガバナンスにおけるイノベーションについて議論しています。
JICAの富澤隆一調達部次長と馬杉学治ヨルダン事務所次長が第9章の“Enhancing Statistical Capacity for Development”を、またJICAの瀧澤郁雄人間開発部次長が第15章の“Unity in Diversity: Reshaping the Global Health Architecture”をそれぞれ執筆しました。
連携案件（他機関との共同研究）
scroll