JICA緒方研究所

出版物

プロジェクト・ヒストリー

『西アフリカの教育を変えた日本発の技術協力 ~ニジェールで花開いた「みんなの学校プロジェクト」の歩み~』

『西アフリカの教育を変えた日本発の技術協力 ~ニジェールで花開いた「みんなの学校プロジェクト」の歩み~』

JICAプロジェクトから厳選し紹介している「プロジェクト・ヒストリー」シリーズ第3巻では、ニジェールで小学校教育を改善すべく住民参加型モデルを確立した「みんなの学校プロジェクト」事業の4年間の軌跡がJICA客員国際協力専門員、原雅裕氏の言葉をとおして語られています。
サブ・サハラアフリカで最も貧しい国の一つであるニジェールは、2003年に教育改善のための10カ年計画を発表、目標達成を目指し努力を続けてきました。この計画を支援する形で、JICAは2004年、技術協力プロジェクト「みんなの学校」を同国西部のタウア州で立ち上げました。
原専門員が率いるチームはさまざまな方法を用いて、地域住民の学校運営への参加を促すとともに、人々の中に眠っていた学校教育に対する想いを呼び起こしました。この結果、持続可能で費用効率の高い運営モデルを確立することに成功し、同モデルは2州2,800校で導入されました。うち一つの州では、2004年から2006年の間、国内で最も高い就学率の伸びを記録しました。その後ニジェール政府は、JICAの「みんなの学校」プロジェクトを国レベルのモデルとして認定、「みんなの学校」は世界銀行の資金協力を得て、全国で実施されることになりました。現在ではセネガルやマリ、ブルキナファソなど他の西アフリカの国々へと広がっています。
最終章で筆者はニジェールの人々の献身的な取り組みを称えています。地元ニジェール住民たちはJICAの協力のもと、より良い学校づくりを目指し、小学校改革を見事に成功させたのです。
ニジェールの挑戦は今日も続きます。JICAは教育の普及と質の向上のため、引き続き支援を行っています。

本書は、JICA研究所の「プロジェクト・ヒストリー」シリーズ第3弾として発刊されました。
ダイヤモンド社のウェブサイトほか、書店、主要オンラインブックストアにてご購入いただけます。

ページの先頭へ