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2024年度
丸山主任研究員が2024年国際開発学会・学会賞を受賞

丸山主任研究員が2024年国際開発学会・学会賞を受賞

2024.11.11

JICA緒方貞子平和開発研究所の丸山隆央主任研究員が、慶応義塾大学の伊芸研吾特任准教授とともに、国際開発学会の学会賞を受賞し、2024年11月9日に開催された国際開発学会の総会で表彰されました。

国際開発学会の学会賞は、国際開発分野における極めて優れた研究で、国際開発研究の発展に重要な学術的貢献が認められる作品に対しておくられるものです。

国際開発学会で表彰されたJICA緒方研究所の丸山隆央主任研究員（中央）

丸山主任研究員と伊芸特任准教授による論文「Community-wide Support for Primary Students to Improve Foundational Literacy and Numeracy: Empirical Evidence from Madagascar 」は、JICAみんなの学校プロジェクトの効果を無作為化比較試験（Randomized Controlled Trial: RCT）により厳密に検証したものです。シカゴ大学出版会が発行する、開発学において国際的に著名な学術誌「Economic Development and Cultural Change」に同論文が掲載されたことは、その研究成果が確かなエビデンスとして国際的に認められたことを示すとともに、開発援助におけるエビデンスに基づく政策立案・実践の観点からも顕著な成果であることが評価され、上記論文が学会賞に選出されました。

丸山主任研究員は、今後も研究活動を通して国際教育開発分野への貢献を続けていきます。