jica 独立行政法人 国際協力機構 jica 独立行政法人 国際協力機構

Localization and its impact on achieving SDGs and transitioning to post-SDGs in Indonesia

  • #その他論文等

持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)の目標年である2030年が近づいているにもかかわらず、特に開発途上国では目標達成が依然として遅れています。SDGsの達成を促進する一つの方法として、SDGのローカリゼーション(地域化)が挙げられます。本研究では、インドネシアの州レベルにおける優先指標を検討しました。スピアマン相関分析とネットワーク分析を活用することで、SDGs指標間の正の相互作用(シナジー)や負の相互作用(トレードオフ)を検出し、次数中心性により優先順位を決定することが可能となりました。本研究では、12の優先指標を特定しましたが、そのうち7つはローカライズされた指標であり、大部分はSDG 4(質の高い教育:4指標)、SDG 3(健康と福祉:2指標)、SDG 8(働きがいも経済成長も:1指標)に分類されました。これらの結果は、ローカライズされた指標がSDGs達成および2030年以降の持続可能な開発アジェンダの計画において重要な役割を果たすことを示しています。

著者
リンバ・アンディ・ベッセ佐藤 一朗遠藤 慶
発行年月
2025年9月
出版社
Elsevier
掲載誌
Environmental and Sustainability Indicators
言語
英語
ページ
13
関連地域
  • #アジア
開発課題
  • #SDGs
研究領域
地球環境
DOI
https://doi.org/10.1016/j.indic.2025.100926
研究プロジェクト