2020年1月に設立された「開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォーム」は、持続可能なカカオ産業(サステイナブル・カカオ)の実現を目標に、多様な関係者が、カカオ産業の抱える課題の解決に向けて共創・協働するための「場」です。
チョコレートの原料となるカカオ豆の多くはアフリカや中南米、アジアの開発途上国で生産されていますが、農園での児童労働や農家の貧困、森林破壊といった課題に直面している地域もあります。例えば、日本が輸入するカカオ豆の約7割が生産されているガーナでは、子どもの5人に1人が児童労働に従事していると言われています。プラットフォームには、業界団体、製菓企業、商社、コンサルティング会社、NGOなどが参加し、こうした課題の解決に連携して取り組もうとしています。
プラットフォームでは、サステイナブル・カカオに関連するイベントの開催やメールマガジンの定期配信を行っています。また、会員の発意に基づいて分科会を設置し、特定のテーマについて関心を共有する会員同士の交流・連携を促進しています。
プラットフォームの位置づけ(『プラットフォーム概要』(P.2))
プラットフォームが主催・共催した、会員や一般の方々を対象としたイベント、セミナーの情報や発表資料などを紹介しています。
原則として年1回、プラットフォーム会員の皆様にご参集いただくフォーラム(定例会)を開催します。
また、会員の皆様のより活発な情報交換を目的として、会員が提案されるテーマごとに「分科会」を設置することができます。2022年3月現在、「カカオ豆フェアトレード」分科会、「カカオ産業における児童労働の撤廃」分科会の2つが設置されています。新たな分科会の設置をご希望の場合は、以下のリンクから分科会設置チャートをご参照いただき、設置趣意書を以下のメールアドレスに送付ください。また、上記分科会へのご参加を希望される会員の方は、分科会関連の連絡でご使用されるメールアドレスを明記の上、以下のメールアドレスまでご連絡ください。
メールアドレス:sustainable_cocoa@jica.go.jp
会員の方へ、月2回をめどに、サステイナブル・カカオ、児童労働、責任ある企業行動等に関する様々な最新情報や、関連するイベントのご案内等を目的としたメールマガジンを配信しています。
プラットフォームのロゴマークは、多様な関係者が、お互いに情報・経験を共有し、協働していく「場」と、一人ひとりの行動が笑顔の輪を作り、活動が広がり続いていく「ストーリー」を表現しています。
円で構成されたカラフルなビジュアルから、カカオの豆がたくさん集まったにぎやかで明るいイメージも想起されます。
プラットフォームに登録している団体会員、個人会員であれば、ロゴマークをご利用いただくことが可能です。(利用申請:不要、利用料:無料)
ご利用を希望される場合は、以下のリンクから使用規約をご確認のうえ、サンプルイメージを参照いただき、ご希望のデータ番号(ag~hw)を事務局までお知らせください。
【事務局】メール:sustainable_cocoa@jica.go.jp
「開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォーム」では、2022年、児童労働の問題の解決を目指す企業やNGOが中心となり、カカオ産業における児童労働リスクを特定・予防・軽減するための具体的な行動目標である「児童労働の撤廃に向けたセクター別アクション」を策定、発表しました。
プラットフォームでは、「児童労働の撤廃に向けたセクター別アクション」に賛同し、児童労働撤廃に協働して取組む企業・団体を募集しています。
「プラットフォーム」への会員登録をご希望の場合は、以下の運営要領をご確認いただいた上で、下記リンクから会員登録申込書(Microsoft Forms)をご記入ください。
ウェブ上からお申し込みができない場合には、以下のリンク先の会員登録申込書に記載の上、下記のメールアドレスに送付ください。
(注)圧縮ファイル添付での登録依頼は、セキュリティシステムの関係で受信できませんので、ご留意願います。必要に応じてWordまたはPDFにパスワードロックをおかけください。ただし、お使いの情報システムによっては、パスワードロックをすると自動的に圧縮ファイルになるものもございますので事前にご確認願います。
メールアドレス:sustainable_cocoa@jica.go.jp
(注)Wordでのご提出が困難な方はこちらでの申し込みをお願い致します。
「プラットフォーム」全般に関するお問い合わせは、下記へご連絡ください。
JICAガバナンス・平和構築部内「開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォーム」事務局
メールアドレス:sustainable_cocoa@jica.go.jp