Scaling Up South-South and Triangular Cooperation

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Scaling Up South-South and Triangular Cooperation

国際協力分野において「南南・三角協力」は、持続的な開発成果の発現に向けた、効果的な開発協力アプローチとして、国際的にも注目が高まっている取り組みの一つです。JICAは南南・三角協力の代表的な援助実施機関として先駆的な取り組みを過去40年間多数実施してきました。

このレポートは、田中明彦JICA理事長をはじめ、JICA研究所の「事例分析に基づくCDアプローチの再検証」研究の一環として、同研究に携わってきた細野昭雄研究所長、加藤宏上級審議役のほか、JICA関係者や研究者により、JICAによる取組みを中心に三角協力の事例分析を実施した成果の一端として、作成したものです。

構成は、パート1と2から成り立っており、パート1の巻頭では田中理事長による「21世紀の国際協力と南南・三角協力」についての考察と、細野所長、加藤上級審議役がそれぞれ南南・三角協力による「気候変動と災害リスク管理」「キャパシティ・ディベロップメント」「スケーリングアップ」について紹介しています。パート2では、各担当者によるアジア、アフリカおよび中南米地域における多様な分野の事例紹介が掲載されています。

この冊子は、本年11月19日から23日までオーストリア、ウイーンで開催された国連南南協力EXPOでも配布されました。
* 冊子のサイズ、デザインが変更になり、Indexが追加されました。(2014年1月8日)

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関連する研究者

編者
加藤 宏
発行年月
2012年11月
ページ
265ページ
研究領域
開発協力戦略
ISBN
9784863570467
研究プロジェクト