終了プロジェクト

「サミットから解決策へ:グローバル目標達成のためのイノベーション」に関するブルッキングス研究所との共同研究

2015年、新しい開発目標として「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が成立しました。策定に関わっていた国連関係者も、現在、どのようにそのアジェンダを実施(implementation)するかを議論し始めています。アジェンダが掲げる持続可能な開発目標(SDGs)の達成には、“business-as-usual ”の対応では不十分であり、必要なグローバル・フレームワークとは何かを検討することが求められています。

ブルッキングス研究所とJICA研究所は、2010年から共同研究を実施してまいりました。これまで、3冊の書籍(Catalyzing Development (2011), Getting to Scale (2013), The Last Mile (2015))を出版しています。今回実施する共同研究では、SDGsの実現に向けたフロンティア・イシュー(新しい考え方やアイディア)を取り上げました。

SDGsは幅広いイシューを扱っており、成果となる書籍は、それらすべてのイシューを網羅することはできないものの、様々な執筆者を迎え多角的な視点から執筆いたしました。編者は、JICAの加藤宏理事と2名のブルッキングス研究所の研究員が努めました。また、執筆者としてJICA職員3名が参加しました。