セミナー「東南アジアにおける法の支配 -インドネシア、タイ、ミャンマーの事例から見る現状と課題-」

掲載日:2024.06.03

イベント |

イベント内容

「法の支配」は、国内において公正で公平な社会に不可欠な基礎であると同時に、友好的で平等な国家間関係から成る国際秩序の基盤となっていると言われ、民主主義や人権と並び、いわゆる「普遍的価値」の一つともされてきました。「法の支配」の定義には諸説ありますが、その中核は、全ての権力に対する「法」の優越を認めることで「人」による専断的な権力の支配を排し、個人の自由や権利を守るという考え方であると言われます。

しかし、このような理念のもと発展してきたかのように見えた私たちの世界では、近年、クーデター、民主政権の崩壊、他国への侵攻や武力行使などが起こり、多くの人々の自由や命が奪われる事態が発生しています。今、「法の支配」は、国内でも、国際社会でも、後退しつつあり、「人の支配」による権力の専断が再び台頭しようとしているのでしょうか?

本セミナーでは、選挙や政変などにより政治の行方が注目されている、インドネシア、タイ、ミャンマーという東南アジアの3ヵ国の例を取り上げ、各国における「法の支配」の実像に迫ります。それぞれの国をフィールドとする3人の専門家を迎え、理念形のみでは語れない「法の支配」の現状と課題を、各国の政治・社会という具体的な文脈の中で掘り下げ、現場の視点から再考していきます。

これらの国では「法の支配」はどのように捉えられているのか?
各国において「法の支配」はどのような課題を抱えているのか?
政治とはどのような関係にあるのか?

ご参加のみなさまと一緒に考えていきます。ふるってご参加ください。

プログラム

・15:00-15:05 開会あいさつ
 宮原千絵 JICA緒方貞子平和開発研究所副所長
・15:05-15:10 登壇者紹介
・15:10-16:10 東南アジア各国における「法の支配」と政治

15:10-15:30 ミャンマーについて
 Nick Cheesman准教授 オーストラリア国立大学
Department of Political and Social Change, Coral Bell School of Asia Pacific Affairs
15:30-15:50 タイについて
 外山文子准教授 筑波大学人文社会系
15:50-16:10 インドネシアについて
 本名純教授 立命館大学国際関係学部

・16:10-16:55 パネル・ディスカッションおよび質疑応答
モデレーター:
荒井真希子研究員 JICA緒方貞子平和開発研究所

パネリスト:
Nick Cheesman准教授
外山文子准教授
本名純教授

・16:55-17:00 閉会

問い合わせ

JICA緒方貞子平和開発研究所(担当:今井)
メール:ditas-rsunit@jica.go.jp

申し込み方法

6月20日(木)正午までに以下のリンクより事前登録をお願い致します。

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