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AUDA-NEPAD PBT・JICA緒方研究所合同ウェビナー「アフリカへのビジネス展開における日本企業のリスク認識とアプローチ」

掲載日:2024.08.09

イベント |

イベント内容

JICA緒方貞子平和開発研究所(JICA緒方研究所)は、アフリカ連合開発庁(African Union Development Agency - New Partnership for Africa’s Development: AUDA-NEPAD)下のポリシー・ブリッジ・タンク(Policy Bridge Tank: PBT)と「アフリカへのビジネス展開における日本企業のリスク認識とアプローチ」と題するオンラインセミナーを共催します。

開発途上国の民間企業を育成し、質の高い経済成長を実現することは、「JICAグローバル・アジェンダ」にも掲げられています。公的部門の介入を必要とする課題への対応・支援とともに、資金ギャップ等への対応を通じ、現地民間企業の育成・競争力強化、イノベーション、投資促進・産業振興等を推進し、持続可能で質の高い成長の確保を目指します。また、現地企業と日本企業の協働・連携関係の強化により、開発途上国と日本の双方の経済の強靭化を目指します。

AUDA-NEPADはアフリカ連合(African Union: AU)の開発戦略「アジェンダ2063」の実施機関であり、競争力のある民間セクター主導による成長に向けた政策推進を掲げる アジェンダ2063:第2次10カ年実施計画(Second Ten Year Implementation Plan: STYIP) に基づき、活動を推進しています。AUDA-NEPADとJICAは、2014年に協力覚書を締結し、「アフリカ・カイゼン・イニシアティブ」や「Home Grown Solutions」といった民間セクター開発についても密接に連携しています。

JICA緒方研究所が2023年6月に公開したナレッジ・レポートNo.7は、コーポレート・ソーシャル・アントレプレナーシップ(Corporate Social Entrepreneurship: CSE)の観点に立ち、アフリカでビジネス開発に取り組む日本企業にとって重要な5要素を示しています。CSEとは、起業家精神、社会的起業家精神、企業における企業家精神という3要素を融合させた企業経営の概念です。

本セミナーでは、アフリカ側の潜在的なビジネスパートナーや公的機関の視点から、以下の重要な問いについて議論を行います。

  • 問1:日本企業がアフリカでのビジネス展開のリスクを軽減するには、どのように日本の公的機関・政府機関や国際機関と連携することが最も有効か。
  • 問2:アフリカの各国政府や地域経済共同体(RECs)、AUDA-NEPADは、どのような役割を担うべきか
  • 問3:アフリカ市場に進出する海外企業のリスク軽減に貢献し、リソースを提供することでWin-Winの状況を実現するため、アフリカ側の潜在的なビジネスパートナーはどのような施策を実行できるか

みなさまの議論へのご参加を心よりお待ちしています。

プログラム

セミナー・モデレーター:Pamla Gopaul, senior programme officer for Economic Analysis and Foresight Unit / lead coordinator, Africa Policy Bridge Tank, AUDA-NEPAD

ディスカッション・モデレーター:本間徹 AUDA-NEPAD長官シニアアドバイザー(JICA国際協力専門員)

開会あいさつ(4分)
モデレーター:パムラ・ゴパル

発表(30分)
小郷智子 AAIC Japan コンサルタント

ディスカッサントのコメント(1)(10分)
鈴木桃子 JICAガーナ事務所長

ディスカッサントのコメント(2)(10分)
Rose Ngugi, executive director, Kenya Institute for Public Policy Research and Analysis (KIPPRA)

ディスカッション(20分)
モデレーター:本間徹

質疑応答(15分)
モデレーター:パムラ・ゴパル

閉会あいさつ(1分)

問い合わせ

JICA緒方貞子平和開発研究所(担当:李)
メール:dritrp@jica.go.jp

申し込み方法

8月20日(火)正午までに以下のリンクより事前登録をお願い致します。